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【99%の人が気づいていないお金の正体】金の価値は信用だ!【堀江貴文】

『99%の人が気づいていないお金の正体』表紙

『99%の人が気づいていないお金の正体(堀江貴文 著)』の感想レビュー。

お金ってそもそもなんなの?
と疑問に思っている人に現代社会のお金について答えてくれる一冊!

本の紹介

お金の「正体」とはそもそもなんなのか。
なんのために生まれて、これからどのようにカタチを変えるのか――。

日本で暮らしているのであれば、たとえば「1万円札」に「1万円分」の価値があると 信じて疑わない人が大多数だろう。
しかし、お金の「本質」を知らずにいては、必ずバカをみる。

本書ではお金の歴史や、「投資」「貯金」「終身雇用」「起業」「株式会社」など、ベーシックな項目も押さえつつ、
「サブスク」「クラファン」「キュレーション」「セルフブランディング」「ダイナミック・プライシング」など、
最新のお金の動きについても解説。
新時代の「稼ぎ方」と「生き方」について理解を深めて頂ける1冊である。

まえがき

人間は、とにかく「ドM」だ。
本質的に、なんらかの「フォーマット」にはまていないと不安で仕方がない。
「普通はこうだ」
「そんなの常識的に考えておかしい」
こんなことを平気で言うオジサンやオバサンは君たちの周りにも多いことだろう。

お金もそんな「フォーマット」の一種である。
つまり、人間がつくりあげたフィクションにすぎない。

言うまでもなく1万円札はただの紙切れだ。
ただの紙切れなのに、1万円分のモノやサービスと交換できるのはどうしてか。
それは、社会の大多数の人が
「1万円札には1万円の価値がある」
と信じているからだ。

まさに「常識」と一緒だ。
「これは正しい」と信じる人が沢山いれば、
たとえ無茶苦茶な理屈やこじつけであっても、
それは常識と呼ばれるようになる。

お金の正体とは、ズバリ「信用」だ。
君たちが後生大事に財布にしまいこんでいるのは、
信用の多寡に100円、1000円と数字を付け、
金属片や紙切れに置き換えただけのシロモノなのだ。

2019年に金融庁の「老後2000万円問題」が大炎上したように、
世の人々のお金にまつわる心配は尽きることがない。
お金という「ただの紙切れ」、
つまりフィクションに翻弄され四苦八苦している人たちを、
申し訳ないが僕は「ドM」だと考える。

「フォーマット」にはまった生き方をしていれば、
自分の頭でいちいち思考する必要がない。
悩む必要がない。
そういう意味においてはラクであるのかもしれない。

しかし、惰性でみんなと同じ行動をとっていては、一生バカをみる。
どうしたら、お金に縛られずに生きられるのか?
どうしたら、物事の本質を見抜けるようになるのか?

近年、サブスクリプションやシェアリング・エコノミー、市場開放など、
従来の「フォーマット」にはまらない経済の営みがどんどん生まれ活性化している。

本書はお金の「教科書」として、
その本質を紐解くとともに、最新の経済の動きについてもキャッチアップしている。

まえがきに代えて、僕は、君たちのお金の常識を「ぶっ壊す」つもりで本書を上梓したことをお伝えしておこう。

感想

お金とは信頼を形にかえたもの。
信頼が無い相手でもお金を通してやりとりができる。
元々の信頼があれば、お金は後からついてくる。

・・・なるほどなるほど。
自分の周りから小さい信頼を積み重ねていこう。
って思った。
けれど、お金の魔力からはなかなか抜け出せないんだよなぁ・・・
ある程度、稼げるようになればお金という感覚も無くなってくるのだろうか?

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