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小説『法廷遊戯(五十嵐律人 著)』の感想レビュー。
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あらすじ
法曹の道を目指してロースクールに通う、久我清義と織本美鈴。
二人の過去を告発する差出人不明の手紙をきっかけに不可解な事件が続く。
清義が相談を持ち掛けたのは、異端の天才ロースクール生・結城馨。真相を追う三人だったが、それぞれの道は思わぬ方向に分岐して――?
感想
最初は、弁護士の卵たちが無免許ながら弁護士の真似事を実際形式で学ぶ遊戯的な内容。
それがだんだんエスカレートしてシャレにならない事件が生まれるものの、学校内の話で完結するんだろうなーなんて思っていた。
そんな中、美鈴が日常生活で嫌がらせを受ける事態に追い込まれる。
しかし、真犯人が分からないまま、事件は終息した。
その後、、セイギは弁護士となり、日々多忙な日々を過ごしていた・・・
法律関係のちょっとした事件を弁護士目線で紐解くミステリーか、ふむふむ・・・
そんな日々の中、ロースクールの講師となった結城から連絡があり、会いにいくことに。
裁判ごっこをした会場で会おうといういうことなので、模擬裁判場所に行ってみると、
そこには、結城を刺した美鈴の姿があった。
・・・えっ?
そこからは怒濤の展開。
何気なく読んでいた序盤の出来事が全て今回の事件に収束していく展開はアツイ!
読了感はなんとも切ない終わり方。
オススメです!
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