文明社会の大岡裁き、裁判制度。
重犯罪から軽犯罪まであらゆる事件を裁き、過去の判例から罪の量を計る制度。
けどその制度は人間が作ったもので、完璧じゃない。
さらに、被告人たちにも感情がある。
もし、裁判の結果にお互いが納得できずに議論が平行線になったらどうしますか?
・・・そうだね、決闘だね。
もくじ
こんな事件
米アイオワ州の裁判所で、死闘の末に勝利した者が無罪を勝ち取る「決闘裁判」が行われることになるかもしれない。
決闘裁判を申し出たのは、米カンザス在住デビッド・オストロム氏(40)。
彼は前妻ブリジットさんとのいざこざで法廷バトルを繰り広げているが、日本刀で斬り合って決着をつけた方が早いと考えた。
「アメリカでは決闘裁判は禁止されていない」とデビッド氏。「前妻からは合法的に破滅させられてしまった。
だからこの戦場で、前妻や弁護士らの魂を肉体から切り離してやりたい」とアイオワ州裁判所に申し出たようだ。
なんで日本刀?
決闘は禁止されていない。
とするものの、決闘のルールは存在する模様。
・銃は禁止
・レイピアも禁止
・ダガーも禁止
→なら日本刀ならいいでしょ!?
・・・いいのかなぁ?
武器の禁止をするんじゃなくて、決闘事態を禁止しろよな!
決闘は三か月後
なんで三か月後?
デビッド氏は決闘裁判に先立ち、日本刀と脇差の2本を仕入れるかもしくは自分で作るつもりのようだ。
そのため裁判所に3ヶ月の”調達期間“を要求している。
自前で武器を調達ゥ~!
購入はともかく、自作も検討しているって・・・さすがアメリカン!
日本刀はもちろんの事、脇差まで揃えるなんて本格的じゃないか。
素人が刀ぶん回しての決闘だけど、脇差、使うことあるかな?
日本刀を英語で言うと?
原文のサイトを見てみると
Japanese swordsって書いてある。
samurai swordsとかじゃないんだね。
んん?katana swordって表記もあったぞ?
※脇差は、wakizashi swords
このように締めくくられている
しかし決着の末に死が待っているというのはあまりに重すぎる
そりゃそうなるよ。
決闘裁判がどう行われるかはしらないけど、相当血みどろな戦いになるぞ?
一撃必殺とはいかないだろうから、浅い傷が沢山ついて辺り一面血だまり?
オチは出血多量死になりそうな予感・・・
そんなことを認める裁判所も裁判所だし、決闘場所はどうするんだろう?
正式な決闘裁判会場があったりするのかな?
それとも、使われなくなった格闘技場跡地を使ったりとか?
そっちの方が雰囲気有ったりして。
オチはどうなる?
お互いがお互いに決闘代理人を立てて、なんのための決闘なんだ・・・?
ってオチになりそう。
もしくは、日本刀を調達する段階で面倒臭くなって冷静になるとか。
決闘しないで、円満解決になればいいね。