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小説『人形館の殺人<新装版>(綾辻行人 著)』の感想レビュー。
館シリーズ四作目・・・
【十角館の殺人】新本格推理小説の一番槍。曰くつきの孤島で発生する殺人事件【綾辻行人】
【迷路館の殺人】遺言通り小説作っていたら殺されちゃいました【綾辻行人】
の本作。
シリーズ中、ひときわ異彩と放つとのことだけど、いったいどんな内容なのだろうか・・・?
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もくじ
あらすじ
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷・・・
顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。
街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。
彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?
シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第四の「館」、新装改訂版でここに。
感想
クローズドサークル
『館シリーズ』ということでクローズドサークルものかと思いきや、京都の街中が舞台。
むむむ・・・出ばなをくじかれた。
島田禊
館シリーズには定番のキャラクター。
が、今回は(今回も?)直接事件にかかわることはなかった。
迷路館の時も名前だけだったよなぁ
二重人格について
なんかそれっぽいなーという予想は出来たけど、
どこまでが妄想人格なのかは全員当てることはできなかった。
まさか、島田禊まで人格の一部だったとは・・・
中村青司の作った館
館シリーズは、中村青司が作った館が舞台。
という暗黙?のルールがある。
今回の人形館も中村青司が作った・・・
え?作ってないの?
一切関係ないの!?
まとめ
”シリーズ中、ひときわ異彩を放つ”の意味が読み終わって理解した。
以後の館シリーズが中村青司の作った館が舞台になるなら確かに異彩だね。
あと、多重人格ものは賛否両論ありそうだ。
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