実家の犬が皮膚病?を発症していまして、
病院で診察してもらい、毎日の飲み薬、塗り薬を欠かさずにやっているものの、身体を掻いてしまうのです。
掻くのを我慢できれば治りも早いのに・・・
そんな中、ネットサーフィンをしていると面白い記事が!
なんと、痒みの緩和に効果のある民間療法『皮膚をこする』に科学的な根拠が証明されたというじゃありませんか!
かゆみを止めるためには患部を爪で引っ掻くのではなく、
別の皮膚を擦るだけで効果があるという研究結果が発表されました。
皮膚摩擦緩和法
かゆみを感じる時に、体のあちこちの皮膚をこすると、自然とかゆみが緩和されていくという民間療法。
それをマウス実験で効果を証明していくゥ!
この摩擦によるかゆみ抑制の背後にあるメカニズムは判明しておらず、経験的な医療として考えられてきました。
そこで今回、研究者たちは皮膚摩擦がかゆみを抑制する仕組みの本格的な解明を試みました。
実験にあたってはまず、マウスにかゆみを誘発する化学物質を注射。
すると化学物質によりマウスは凄まじいかゆみに襲われ、激しく後ろ足で体を引っ掻くような動作をはじめます。
このときマウスの脊髄を生きたまま開いて神経活動を覗きみると、かゆみを脳に伝達する脊髄の「かゆみ経路」が大きく活性化している様子が観察されました。
実験結果
マウスが行動学的にも神経学的にも、かゆみに囚われているのを確認する
↓
はマウスの足裏に対して軽い皮膚摩擦を行う
↓
かゆみ経路の活動は一時的に大きく活性化
↓
かゆみに加えて足裏摩擦の刺激が加えたことで、経路がさらに活性化
↓
足裏摩擦を止める
↓
「かゆみ経路」の神経活性が化学物質を打っていない通常時以下にまで低下
↓
効果がある!
感想
摩擦法は効果があった!
なんか効果ある!
って体験主義で残されてきた方法。
昔の人の知恵って凄いんだな・・・
面白いのが、摩擦をしている(からだをさすっている)間はかゆみが増えたのに、
摩擦をやめた瞬間からスーッとかゆみが緩和していった点。
そのせいで僕は摩擦方法には懐疑的だったんだよね。
時間差で効果がでるから因果関係が見えなかった。
気休め程度だと思ってた。
でも、今回効果が証明されたという記事をみたことで、
プラシーボ(思い込み)的にもプラスに効果が出るから、
実質効果二倍ですよ!
セルフでやってもも効果がありそうだから虫刺されしたり、湿疹が出たりしたら摩擦法を実践してみよう。
犬も掻く前にかゆさをアピールしてくれたらさすることができるんだけれど・・・
掻いちゃうから悪化するし治りも悪くなるんだよね。