日記

チームの適正人数って何?スパン・オブ・コントロールという考え方

チーム

先日、新聞のとある記事の中で学校教育における一クラスの人数が多すぎる問題についての内容がありました。
新聞の記事によると、小学校において、一クラス40人のところを35人に減らしたところで意味は無い。
20人以下にしないと効果がでないとのこと。

なんで20人なのか根拠が出ているらしいけど、そのソースは不明。
少し調べてみると、『スパンオブコントロール』という知らない単語が出てきた。

読み解いてみると・・・

もくじ

スパン・オブ・コントロールとは?

経営学用語の一つ。
企業内でマネージャーとなっている者が直接に管理している部下の人数や業務の領域のことを言う。
これの大きさは様々な事柄を要因として変化し、たとえば自身や自身の下に居る部下に課されている業務や教育レベルなどといった事柄の程度から、どれだけ多くの人間を指揮できるようになるかが決まってくるということである。
部署の種別などから部下に課されるという業務がマニュアル的、画一的になるならばこのことから部下全員に同じ指導を行っていくということから管理できる人数が多くなるわけである。
他には部下への権限を増やしたり、目標設定により自主的に行動ができるようになるなど自由度が高まることからも管理ができる範囲を広げることができる。

wikipediaより

チームを管理するマネージャー(先生)と部下(子ども)ってかんがえると、スパンオブコントロールの考え方もしっくりくる。
でも、『5~7名のチーム編成が最適とする研究結果』は見つかったけど、20人って根拠は何処にもないんだぁ・・・
近い表現は見つけたけど。

チーム(クラス)の適正人数は?

チームの形態によってチームの人数は変わってくるらしい。

課題解決型組織

開発とか新規事業とか、全員が一丸となって課題に取り組む組織形態。
この場合、4名~7名ほどの人数が最大効率で組織がまわるのらしい。

オペレーション型組織

流れ作業とか決まった作業をするときには15人程度でもチームは運用できる。
それ以上になると、チームのモチベーションが下がったり、チームリーダーが疲れてしまう。

まとめ:20人とはいったい・・・

先生と生徒の関係は、オペレーション型組織に近い気がする。
それでも、生徒人数は15人ほどで回すのが良いらしいけど・・・
子供だから+5人で20人程度まではいけるでしょ!
みたいな考え方なのかな?
いやいや、ちゃんと根拠がある情報がどこかに眠っているはずなんだけど・・・

ま、当時の自分を振り返ってみても、40人一クラスは多かったような気がするなぁ・・・

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