安楽死を研究し続けていつしか死神博士と二つ名を拝命することになったフィリップ・ニチケ氏。
彼の研究と現代技術が融合し、博士は3Dプリンタで安楽死カプセルの製造に成功したのである!
参考:ナゾロジーより
3D安楽死マシン
死神博士が、世界初となる3Dプリンタ製の安楽死マシンを発表しました。
このマシンは、ボタン一つで自らの命を終わらせることが可能。
さらにそのカプセルは取り外すとそのまま故人の棺桶へと変わり、環境にも優しい仕様です。
そのまま棺桶になるのは助かるね。
環境にも優しいとかは、死後どうでもいいことな気がするけれど・・・
簡単に死ねる問題
フィリップ・ニチケ氏が作成したのは、「サルコ(Sarco)」という世界初の3Dプリント製安楽死マシンで、2018年初頭に発売を計画していると発表。
いつでもどこでもな安楽死マシンがフリーのオープンソースで配布予定。
十分なテストをおこなった暁には、そのプリント用プログラムをフリーのオープンソース材料としてインターネット上に載せることを計画しているようです。
それにより、このマシンは3Dプリンタでの作製が可能になり、世界中どこででも組み立てられるようになるでしょう。
いつでもどこでも苦しまずに簡単に死ねるようになった世の中・・・ゴクリ
安楽死者が爆増しそうだね。
「人々は繰り返し自殺を試みてきました。でも、それを簡単にするべきではないのです。このマシンは、自殺を美化し、簡単なことにしてしまいます」
そりゃそうよ。
安楽死マシンの仕組み
誰でも扱えるわけではなく、カプセルを得るための4桁のコードを得るために、利用者はオンラインの心理テストをすべて答えなければなりません。
心理的に責任能力があることを証明するためです。ただ一度中にはいってしまえば、ボタンをクリックすることで機械を起動できます。
また、音声でも、麻痺患者であれば一連のまばたきでも起動できます。
利用者がマシンを起動すると、液体窒素がマシン内を満たし、酸素が低下します。
すると数分のうちに、安らかな死が訪れる仕組みです。台は再使用可能ですが、人が死を迎えたカプセルは、微生物が分解し無害化される棺桶となります。
「サルコは違法な薬は使っておらず、静脈注射の挿入などの特別な専門知識も必要ありません」と博士は説明しています。
前述したテストに合格した人なら誰でも合法的に、自身で生を終わらせることができます。
彼はその体験を、「飛行機の中の減圧よりも苦痛が少ない」と表現しています。
安楽死の設備、今後、充実していくのかなぁ?