夏になるとアロハシャツを着る機会が多くなりますが、
僕みたいなM字ハゲが剃り込みに見えてしまう坊主頭にアロハシャツという装備は、
人相がさらに悪化してしまうという状況を生み出してしまうのが問題点です。
・・・でも好きなんだもん
さて、そんなアロハシャツですが、
実は日本発祥?の説があるのをご存知でしょうか?
アロハシャツといえばハワイ、
ハワイといえばアロハシャツ。
そんな定説を覆す面白い説なので初めて知った時にへぇ~×20となりました。
どういった起源なのか。紹介します。
※一説なので鵜呑みにしないように
ハワイへ移民した日本人たち
アロハシャツの前にハワイの歴史を少し
日本人はハワイへの移民という形で渡島しています。
ハワイにおける移民の始まりは、
急増するサトウキビ畑や製糖工場で働く労働者を確保するため、
1830年頃より始められました。
中国、ポルトガル、ドイツ、ノルウェー、スコットランド、プエルトリコなど様々な国から移民が来島したが、日本からやってきた移民が最も多かった。
日本からの移民は1868年から開始され、1902年にはサトウキビ労働者の70%が日本人移民で占められるほどとなり、1924年の排日移民法成立まで約22万人がハワイへ渡っている。
移民の多くは契約期間満了後もハワイに定着し、日系アメリカ人としてハワイ社会の基礎を作り上げていった。
wikipediaより
アロハシャツの原料は日本の着物?
上記のようにハワイへ渡島した日本人たちが、
持ち込んだ和服を改造してハワイの気候にあった服装に改造して着こなしていた結果、
「そのデザインいいじゃん!」
「その素材いいじゃん!」
と評判が広まって定着していった説。
生地に関して、
当初はシルク、1950年代まではレーヨンが主流であったが、
1960年代に入ってポリエステルが登場し、シルクやレーヨンに取って代わった
※ヴィンテージブームによって、シルクやレーヨンなどの素材も復活してきている
ハワイには、アロハシャツに用いられるような精緻でカラフルな生地を染めることができるような染織工場が無く、ほとんどの生地はアメリカ本土あるいは日本から輸入された。
特に日本には京都を中心に高度な技術を持った染工所が数多く、安価で品質の良い生地を小ロットで大量に供給することができたため、
第二次世界大戦前後を通して、多くのアロハシャツの生地が日本で作られた。
流行らせて、原料の輸出も行うとは・・・
そうとうな収入源だったんじゃなかろうか?
ボタンに関して、
ヤシの木やヤシの実(ココナッツ)製のボタンを用いたものだけがアロハシャツであり、
プラスチック製の場合はアロハシャツと呼ばず「プリントシャツ」「アロハ風シャツ」と呼び分ける流儀もある
そんなこだわりがあったのね。
>現在の日本ではこの分類によらない店がほとんどで、多くの日本人もこういった分類を知らず、開衿とプリント柄でもってアロハシャツと呼ぶ人がほとんどである。
僕もその一人です(笑)
まとめ:アロハシャツがより身近に
アロハシャツの起源を調べていくうちに、
より、アロハシャツが身近に感じられるようになりました。
移民していったご先祖たちが発祥(になったのかもしれない)の服装だったんだね。
よし、僕ももっと自信をもってアロハシャツを着こなすぞ!
そして、年中柄が悪くなってしまうのであった。