インターネットへのアクセスが陳腐化(大衆化)して、だれでも情報を取得できる時代。
ブログやtwitterで文書に触れる機会が増えてきています。
今まで文章に触れる機会が無かった人たちも簡単に文章でコミュニケーションが取れるようになった結果、
言葉の裏を読み取れなかったり、歪曲した解釈をしてしまう人が増え、粘着されたり、炎上させられたりするのを眼にする機会が増えています。
かくいう僕も、昔は文章が理解できないことが多くてですね。
※今は多少マシになった程度
今回は僕がどんな勘違いをしていたのかを一つ紹介したいと思います。
文章というか、歌詞での解釈違いって話なんだけど。
微笑みの爆弾の歌詞で勘違い
『微笑みの爆弾(馬渡松子)』という曲を知っていますか?
少年ジャンプで連載されていた『幽遊白書』という漫画のアニメのオープニング曲です。
こんな曲
その中の歌詞で、
”ふたつマルをつけて ちょっぴりオトナさ”
という歌詞があります。
当時の僕は、”ふたつマル”の時点で、キンタマという発想しかありませんでした。
それを、”つける”んだから、これは性転換なのか?
でも、”ちょっぴりオトナ”ってことは、二次性徴の話?
・・・そうか!二次性徴でキンタマの性質が変わるから、新しいのを”つける”と表現したんだ!
だから、”ふたつマルをつけて ちょっぴりオトナ”なんだね!
長い間、ぼくは上記の解釈で過ごしてきました。
ある日、歌詞を見る機会があり、じっくり読み解いてみて、勘違いに気づいたのでした。
正しい解釈
”ふたつマルをつけて”単体だとキンタマという解釈になってしまいますが、一文前を見ると、
”どっちだろう 泣きたくなる場所は”とあります。
どっちだろう(二択)に対して、ふたつマルをつけた。ってことですね。
その二択は何なのかというと、
・都会(まち)の人ごみ 肩がぶつかって ひとりぼっち
・果てない草原 風がビュビュンと ひとりぼっち
どっちが泣きたくなる?
という問いになるんですね。
それに対して、俺(私)は両方だぜ!って答えている歌詞になります。
キンタマなんかじゃなかった・・・
微笑みの爆弾の歌詞はこちら
まとめ:文章が読めない人
ね?文章が読めない人って滑稽で面白いでしょ?
僕の場合は、誰にも話すことなく自己完結していたからヘンなことにはならなかったけど、
世の中には、今回の僕と同じように前後の文章を関連付けられず、一文だけみて判断してしまう人が増えているように思います。
で、脊髄反射でリプライしてアンチ扱いされてしまうという・・・
ムッ!?と思っても、自分の誤読のせいかもしれない。
ちょっと立ち止まって考えてみる癖、つけてみるといいかもしれません。