コロナの自粛が緩和されてきましたが、自粛中に行っていた散歩が未だに習慣化しております。
一週間に一回、友人と一緒に河川敷を往復一時間程度歩くというもので、
一か所で、
川の手前の上流側、下流側、
川の奥側の上流側、下流側と
一つの駐車場から四回違う道を歩ける優れもの!
四回歩いた後は、川沿いで別の駐車場に止めてまた四回歩く。
徒歩で一時間だと往復4~6km程度程度なので踏破率は極めて低い。
なので、数キロ離れた駐車場からでも新鮮味を持って歩くことができるのです!
人間は歩く動物
「散歩に出歩いて、ちょっと新しい道を進んでみたらすごく楽しかった」――
新たに行われた研究では、そんな幸福体験を科学的に裏打ちするような結果が得られました。
研究では、人間の脳は「多様性や新規性のある移動」を検知すると報酬系を作動させ、喜びや幸福感を生み出すことが分かりました。
これまでにも、マウスなどの動物によって移動が脳の報酬系を活性化させることは知られていましたが、人間で同じような、「幸福発生回路」がみつかったのは初めてです。
歩くだけで幸福感が得られるだと?
会話が楽しいから続いているのじゃなくて、
”新しい道を歩く”このこと自体が幸福感に影響していただなんて・・・
幸せな歩き方
移動と幸福度の関係の調査実施にあたっては132人のボランティアが選ばれました。3カ月間、彼らの移動経路をGPSで追跡すると同時に、ランダムなタイミングで幸福度を答えるアンケートをしてもらいました。
その結果、
・移動距離が長い人間ほど、日々の生活でより高い幸福度を感じている傾向があることがわかりました。
・また同じ移動距離でも通勤や通学とは違い、多様性や新規性がある移動ほど、感じている幸福感がより高くなっていることがわかりました。
なるほど~
移動距離が長いってのも車とか新幹線じゃないよ。
自分の身体を動かしての移動だからね。
一番いいのは徒歩?
自転車でもいいのかな?
幸福は連鎖する
研究の結果、前日に感じていた幸福感の高い人ほど、次の日の移動の多様性と新規性を高くする傾向が示されました。
つまり移動によって幸福を感じ、幸福を感じていれば、さらに移動を大きくして、もっと幸福感を得る・・・という正のスパイラルが起きていたのです。
このスパイラルに一度乗れば、誰でも海馬(記憶)と線条体(快楽)の連携はどんどん強くなると考えられます。
幸福に対して、自己啓発本やハウツー本なんか必要ないんだ!
”新しい場所を歩く”ただそれだけで幸福感が強化されていく!
河川敷歩行習慣、継続していこう。
けど、これから暑くなるからなぁ~
ま、河川敷に限らず”知らない道を歩く”は意識していきたいね。