実家の飼い犬（黒柴、オス♂、去勢済、約9歳）がここ半年ほど、お尻に違和感を感じるようで良く舐めている症状で病院に連れて行ったのが約一月前。
今回は、経過報告をお伝えします！
もくじ
診察結果のおさらい
長年の食生活の影響（便の量が固体の平均値より多かったため）で、
直腸が延びて（弛んで）きており（≒直腸憩室）
違和感から肛門付近を舐めてしまうという状態。
↓
治療（完治）するには手術しかない
手術をする場合は、専門医を探す必要あり
手術をする段階まで悪化していないので、症状の緩和と進行を抑える生活に変えていく
飲み薬三種類
消毒スプレー
塗り薬
を処方されました。
経過観察
こんな感じになりました。
舐めて毛が抜けていたヶ所の色素が落ちて肌色に近くなっております。
これは、舐めなくなると（刺激を与えなくなると）元の皮膚色に戻るためで良い傾向とのこと。
薬の効果でかゆみや違和感が確実に落ち着ている証拠ですね。
見た目で分かる程度には”効果はばつぐんだ！”
薬が切れたら経過観察と処方のために通院することにしましょう。
これで抜けたヶ所に毛が生えてくれば万々歳なんですけどね。
柴犬は尻尾を立てて歩くので、丸見えの肛門付近が禿げているとカッコ悪いなぁと。
薬の飲ませ方、塗り方
最初はドッグフードに粒のまま混ぜて飲ませていたのですが、慣れてくると誤食？しないで残すように。
なので、飲み薬はチーズに包んで食べさせています。
塗り薬は散歩中に。
特におしっこ中は無防備になるので消毒スプレーは霧吹きでシュシュッと。
次のおしっこで塗り薬をサッと塗っています。
最初は散歩直前に塗って散歩中の荷物を減らそうと思っていたのですが、
虐待を受けているかのような騒ぎようだったので断念しました。
ドッグフードについて
薬は勿論のこと、同時に食事の面でも改善を行いました。
今まで食べさせていたドッグフードは、匂いが強く（味が濃い）食欲をそそるタイプだったのですが、
これはジャンクフード。毎日マクドナルドを食べさせているようなもの。
なので、それをかなり高級ですが、健康的なドッグフードに買えました。
薄味な味付けで健康に良い。いわゆる精進料理系のドッグフード。
ところが、ドッグフードを変えたとたんに食べないんです。
あんなに食にがっついていた犬が食べない！
最初は、
調子が悪いのか？
薬の副作用で食欲が？
なんて家族で相談していたのですが、なんてことはない。
食事そのものがマズイから残していました。
その事実に辿り着いた時、ズコーってなりました。
犬でも好き嫌いあるんですね。面白いです。
人間で考えるとそれも当然といえば当然で、
毎食、マクドナルドを食べていた人間が、
翌日から精進料理に切り替えられたらかなりのストレスですよね。
犬でも同じ状況が起こっていました。
でも、マックの食事に戻すのは今後の犬のためにもならない。
なにより、精進料理は高かったので食べさせたい。
家族会議で意見を出し合った結果、以下のような結論になりました。
マックの中に精進料理を混ぜる！
試しに、マック５：５精進料理
で食べさせてみた。
こなんで騙されるの～？
なんて声もあったけど、あげてみると食べよる食べよる。
精進料理だけだと半分ちょっとしか食べてなかったからがっついておるわ。
いやー、メシがマズイだけだったとは（(笑)
病気とかじゃなくてよかった。
今後は、マックと精進料理の比率を、
4:6
3:7
2:8
と変更していき、ゆくゆくは精進料理100%まで持って行きたいですね。
物事にはいきなり切り替えたほうが上手くいく場合と、
徐々に変えていくことが大事な場合があることを学びました。
特に喋れないから意思疎通の難しい相手には尚更です。
まとめ
以上、飼い犬のお尻問題の近況報告でした。
完治はしないとのことなので、現状維持を悪化しないことを第一に考えていきたいと思います。
