小説

【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン】【富野由悠季】

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』表紙

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン(富野由悠季 著)』の感想レビュー。

映画『閃光のハサウェイ』が公開となったので、予習を兼ねて逆襲のシャア小説版から読みだす次第。
というのもこの動画を見たら興味が出て来ちゃったんだよね。

もくじ

あらすじ

宇宙世紀0093。
行方不明になっていたシャア・アズナブルは、ネオ・ジオン軍を再興して地球連邦政府に戦いを挑んできた。
地球に人工的な氷河期をもたらすべく敢行される「隕石落とし」。
多くの罪なき人々が、シャアの手によって粛正される。
かつてのライバル、アムロ・レイは、ふたたびシャアの野望の前にたちふさがる!
アニメ史上最高のスペクタル対策「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」のオリジナル版原作、登場。

感想

映画版の予備知識はアリ。
ガンダム知識はにわか。

大きな違い

小説版と映画版も大筋は一緒で、
大きな違いはアムロが父親になっているかどうか。
これは、映画に登場する主人公は独身であるべき。
という考えらしい。

映画のヒーローは、丹下左膳からランボーの時代まで独身であり、
俳優が変わっても同じジェームス・ボンドでありシャーロック・ホームズなのです。
年齢も顔も関係がなく、素敵に恋をし、冒険をしなければなりません。

名前の違い

他にも映画版と原作で名前が変わっているキャラクターも
■ナナイ・ミゲル → メスタ・メスア
※作中のポジションは同じだけどまるっきり違う名前。
映画先行なのでナナイの方が親しみがある。

■ギュネイ・ガス → グラーブ・ガス
スパロボだとギュネイ名が採用されている?
グラーブ名で登場したスパロボ作品はあるのかな?

■ナイチンゲール → サザビー
※正式には別機体らしい

小説版を読むと・・・

映画版ではニュータイプスゲー!
と思っていた省略されていた部分がちゃんと思考していたりと、
キャラクターの心情をより深く読み込むことができる。

ただ、モビルスーツの戦闘は映画版のほうが断然いい。
そりゃ躍動感が違うよね。
で、小説を読んでいると映画の戦闘シーンが脳内に甦ると。
この文章をあの映像にするのかー(オオッ

まとめ:より深く読み込むには小説を

映画版の保管という形で読むとより面白い。
逆に小説から入ると意味不明かもしれない。
第二次ネオ・ジオン抗争だけを描いた作品なので・・・
ガンダム史を知っているなら話は変わってくるかも?

ドギャーン、バーンなんて擬音が多く出てくるのが気になったところ。

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