『徒歩暴走族』というものをしっていますか?
北海道や秋田など寒い地方で流行った暴走族で、文字通り徒歩でバイクのような暴走(迷惑?)行為を行うというもの。
口で「ブンブン!ブンブーン!!」なんて言われても、完全にギャグじゃん。
そんな奴らが居るって話を聞いても信じられないじゃん!
ネタの真偽を確かめるためにネットの海に潜ってみたのだった。
徒歩暴走族とは?
北海道の繁華街で冬場に行ったのが始まりといわれる。
北海道では冬場は路面の凍結や積雪の影響で車両を用いた暴走行為ができないため、徒歩で繁華街を徘徊し、冬季にも活動することによってグループの勢力を誇示することを目的に始まったとされる説が有力である。
他方、豪雪地帯以外で見られる場合は、車を購入できる資金はないが、特攻服なら購入できる、という者が始めたとされる。
特に走り回るわけではなく、たむろや練り歩きを行うが、暴走族の亜種と捉えられているためにこの名前がついている。
Wikipediaに記事あるんかい!!
北海道とか広大な土地を暴走する方が楽しいだろ!
なんて思っていたけど、冬場に走れないって弊害があったんだね。
そして、免許いらずで手軽に暴走(暴歩?)できる行為が市民権を得ていく。と。
冬季以外は通常の暴走族として活動していて冬季限定で徒歩暴走族になっていたが、次第に徒歩暴走のみを行うグループも現れ始めた。
道警の調査では、札幌市内には数団体が確認されている。バイクや車に乗るわけではないため、免許を取得できない16歳未満の少年少女が参加しているグループも確認されている。
未成年も参加か~
いや、未成年だろうが無免許で暴走するのが正しい?暴走族なのでは・・・?
伝説の擬音示威
ちなみに、インターネット上では「徒歩暴走族はバイクのエンジン音を大声で叫ぶ」という話が注目を集め、以前から一部では知られる存在だった。
そこで、この点についても前出の姫路市の担当者に聞いてみたところ、
「確かにそうした擬音を発していたという話があり、合同訓練でも徒歩暴走族にふんした職員が『バーリバリ』などと叫ぶようにしています」
ということだった。
事実だったんだ・・・
徒歩暴走族の話を聞いたとき、バイクの擬音の部分だけは嘘だと思っていたのに・・・
しかし、その後には「擬音を叫んでいたのは一部。
集団で合唱のように『バーリバリ』と叫ぶといったことはないです」と付け加えた。
ネット上のイメージはどうやら少し大きくなってしまったものだったらしい。
だよな、だよな!
そんなとんでもない輩が集団でいなくてよかったよ!
徒歩暴走族のあだ名
暴走族→珍走団
カッコ悪いあだ名をつけ、それが浸透するとその行為自体が減るというのは暴走族での例にもあるように、徒歩暴走族も不名誉なあだ名をつけられてしまった。
その名も『珍歩団』(笑)
完全にアウトよりなその名前のお陰なのか、もともとダサイ行為だったと皆が気づき始めたのか、
徒歩暴走族もとい珍歩団の活動は今ではほぼ見られないようなのです。
それにしても、『珍歩団の示威行為』ってもう狙っているとしか思えないよね(笑)