日記

刑務所からの社会復帰はどうする?司法書士合格した元ヤクザ登場!

刑務所

約3000時間の勉強が必要といわれる司法書士。その合格率は年間約3%・・・
そんな司法試験を刑務所服役時代から足かけ8年をかけて合格した元ヤクザの話。

服役中の元暴力団組員が目指したのは、合格率約3%の司法書士だった-。
岡山市の甲村柳市さん(47)は二〇一八年十一月、七回目の受験で司法書士試験に合格した。
刑務所で勉強を始め、足かけ八年。事務所の改装工事も完了し、年明けから司法書士としての活動が本格的に始まった。
「経歴を伏せず、幅広く仕事をしたい」と意気込む。

東京新聞webより

驚きの勉強方法

暴力団組員を辞めた後は大阪で飲食店を経営したがうまくいかず、財産を使い果たして岡山に戻った。
公務執行妨害事件を起こし、四回目の服役。
広島刑務所にいた一〇年冬、四十歳を目前に自分を見つめ直した。

最終学歴は中学卒。「この時間をマイナスに使いたくない」と資格取得を思い立ち、学歴や年齢に関係なく、前科があっても受験できる司法書士を目指した。

刑務所では勉強に集中するため、わざと独居房に入り、民法の条文を小さな文字でびっしり書き込んだ便箋をカレンダーの裏に隠した。
刑務官に見つからないよう、ご飯粒を付けて壁に貼り、あぐらをかいて一字一句暗記。雑居房でも刑務作業の傍ら、問題集を解いては暗記することを繰り返した。

一一年に出所してから、多い日は一日に十二時間勉強した。「受かるわけがない」と周りから言われ続けたが、一二年に行政書士に一発合格し、自信をつけた。
挑戦を重ねるうちに周囲から応援されるように。組員時代になじみのなかった会社法などには苦労したが、信念を曲げずに挑み続けた。

東京新聞webより

内緒で勉強してたの!?

僕にはできない努力量

高校はレベルを落として推薦で。
大学入試ののらりくらりでFランク大学へ。

受験勉強という若いころの勉強週間を避けてきた僕には、一日十二時間の勉強なんて想像もつかない・・・
今でさえ、三十分集中できれば良くやった自分!って感じなのに・・・

刑務所という環境での勉強、
独身で仕事後の時間はフリーなんだけど、だらだらしている僕。

・・・なんだかなぁ

こういった自分で努力できる人は稀だよな~
努力できる人って、一般社会でも少数派だと思うよ。

再犯率の高さをどうする?

刑務所から出所した二人に一人が再犯をしてしまう現状。

再犯する人の中には、反省しないで繰り返すヤツもいるわけだけど、
更生しようとしても犯罪歴が影響したりして、就職できなかったり、出来たとしても犯罪歴を理由にハブられたり退職を促されたりして貧困に。
そして、生きるために犯罪を犯し、再度刑務所にやってくる・・・

服役して罪を償ったのならもう、一般人と同じと扱うべきなんだけど、そう割り切るのは難しいよね・・・
刑務所は、受刑者の社会復帰できるようにしていかないといずれリピーターであふれてしまうんじゃ・・・

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