車社会内無くてはならない存在、アスファルト。
硬く平らな地面は車の走行をかなりアシストしてくれる存在。
そんな便利なアスファルトですが、真夏に日光の熱を吸ったときのあの暑さといったら!
気温30℃を超える日中でのアスファルト温度は、約55℃。
気温36℃で計測すると、65℃。
中国だと最高70℃まで上がったとか?
そんな中、犬を散歩する人が居るんだもんな信じらんないよ。
しかもアスファルト、蓄熱効果もあるのか、夜でも暖かいんですよね。
風が吹いても蓄熱を運ぶだけなんだからそりゃ、熱帯夜にもなりますわ。
さて、このアスファルト、熱くなることだけが問題かと思いきや、
空気中によろしくない物質を放出することが実験で分かったそうなのです。
その物質の名は『二次有機エアロゾル』
※二次有機エアロゾル・・・・喘息や公害病のもととなる粒子状物質の一種
研究を主導したイェール大学の化学および環境工学のドリュー・ゲントナー准教授は、
「研究の結果、アスファルトからの汚染物質排出量は、温度と日射量に大きく関係していることがわかりました。
より暑い日なたにおいて、より多くの汚染物質が排出されることになります」
そして、夏場のアスファルトが「ガソリン車やディーゼル車よりも多くの汚染物質を放出している」ことまでわかったそうです。
え?日本で人間が住んでいる場所には99%アスファルトがあるんですが・・・
実験内容
高温になればなるほど、汚染物質排出量は増える
夏になると、アスファルトは自然の地表面よりも多くの熱を吸収します。
そこで、研究者チームが実験室内でアスファルトを40℃まで熱したところ、
半揮発性の有機化合物が放出されていることが確認されました。
さらに、夏のアスファルトと同程度である60℃まで熱してみたところ、汚染物質は倍増。
また、さまざまなレベルの太陽放射にさらしてみると、夏の日なたでの排出量はさらに300%以上になりました。
今後どうする?
田舎より都会のほうが空気が汚染されている。
なぜなら、車や工業製品が多いからね。ドヤァ
違います!原因の一つにアスファルトを追加です!!
田舎より都会が熱い原因もアスファルト。
田舎より都会の空気が悪いのもアスファルト。
あ、アスファルトは悪なんだっ!
今すぐ撤去すべきだッ!!
なんて言い出す人が出かねないけど、ここまで生活に根付いちゃうと撤去も厳しいよね。
この研究結果の影響を受けて、アスファルトに変わるエコ素材を開発。
そこから普及させて・・・
とんでもない時間がかりますよ。こいつはぁ・・・!