世の中には、優れた特殊能力を持っているのに、反社会勢力に属してしまう人間もいるようです。
今回見つけた事件はこれ。
聴覚障害がある知人女性を手話で脅し、無理やり謝罪文を書かせた疑いで、聴覚障害がある暴力団幹部らが逮捕された。
指定暴力団住吉会系組長の阿部太容疑者(54)や、
韓国籍のイ・ヘイヨン容疑者(44)ら3人は、
2018年6月、都内の飲食店で聴覚障害がある女性を脅し、無理やり謝罪文を書かせた疑いが持たれている。
この記事を読んで、誰もが、
「手話で脅すんかい!?」
と思ったことでしょう。
しかも、本人も聴覚障害持ち。
ヤクザの世界にも障碍者採用枠があった!?
でもさ、せっかく獲得した特殊技能なのに使い方が恐喝だなんてもったいないよな~
もくじ
手話の習得期間
ろう者と手話でバリバリおしゃべりしたい
このレベルになってくると、一気に習得までの時間が長くなってきます。
軽く2年以上はかかると思っていただいた方がいいですね。
習得期間二年か。結構な特殊能力じゃないの。
手話の種類
やっぱ、手話にも国の数だけあるのかな?
それとも、話し言葉と比べて新しい言語だから国際規格とかあるのかしらん?
ちょっと調べてみた。
日本語対応手話(同時法的手話)
栃木県立聾学校で昭和43年に同時法的手話として考えられたもの。
それまで日本の聾学校では口話法教育が中心で、手話は聾学校の中では罪悪視されていました。
しかし、聾学校の生徒の学力の遅滞に真剣に取り組んだ栃木聾学校では、聴覚障害の子どもたちに日本語の力をつけるために、日本語と同時に使える手話を開発しました。
日本手話(伝統的手話)
同時法的手話が開発されたとき、それまで聾者が使っていた手話を区別するために伝統的手話と名付けました。
伝統的手話はろうあ者が昔から使ってきた手話で、日本語との対応や口話と一緒に使うことを考えていません。
手の位置や動きの方向、全身の表現などをたくみに使うので、見ていて直感的に理解できるのですが、話しことば置き換えるのは難しいことがあります。
中間型手話
現在、現実にいちばん多く使われていると思われるのが、中間型手話です。
中間型手話では、日本語の話し言葉と同じ順序で手話を並べます。
ただし、動詞、形容詞、形容動詞、助動詞の活用はありません。
助詞を表す手話がいくつかありますが、それ以外の助詞は省略するか、特に必要なときには指文字で表します。
手の位置や動きの方向で日本語の助詞が表す意味を代行することもあります。
どーなってんの・・・
国際的な手話の数を調べようとしたら、
日本国内の時点で三種類も手話があるのかよ・・・
方言みたいな感覚なのか、
別言語ととらえるべきなのか。
いや、方言でも理解が難しい地域はあるけれど。
手話の道は遠い・・・
適材適所とは
本人も聴覚障害らしいからさ、聴覚障害の大変さってわかると思うんだよね。
相手も、同じ聴覚障碍者と出会ったら安心するだろうし。
ん・・・?安心する・・・?
詐欺を行う上で一番必要な部分を同じ障害を持っているってことで、作り出している!?
まさか・・・適材適所だった?