僕のヴァンパイアハンターの思い出といえば、『悪魔城ドラキュラシリーズ』。
特に、『月下の夜想曲』ね。
今後の悪魔城シリーズを決定づけた名盤ですよ。
発売は中学生の頃。沢山遊んだよ。
吸血鬼ハンターなんてカッコイイ職業で憧れてみたりした当時だけど、
今ではそんな職業は空想上の存在だったってことはちゃーんと認識している。
認識していたのに・・・
吸血鬼ハンターは過去に職業として存在していたみたいなんだよ!
存在していた証拠に、今回オークションで19世紀の吸血鬼ハンターの荷物が出品されるんだって!
オークションに出た吸血鬼ハンターの仕事道具
小箱には鍵がかけられ、開けると内部は真紅のシルクで裏打ちされている。
蓋の裏にはイエス・キリストの復活を描いた絵と、マントを着た象牙のオオカミの彫像がはめられている。
中には
・小さな拳銃
・内容物不明の青い小瓶
・ガラスの小瓶3つ
・ロザリオ
・十字架3本
・真珠があしらわれた柄と銀製のポケットナイフ
・サメの歯が入った瓶
・1842年版の新約聖書
が納められている。
英ハンソンズオークションは、この小箱は2〜3000ポンド(約27〜40万円)で落札されるとみている。
いやぁ、ピンクの裏地がコスプレというかなりき感が凄いね。
吸血鬼退治ってどうやるの?
いやいや、吸血鬼って空想上の生き物じゃん?
なんで職業として成立してるんだよ。
吸血鬼の存在を信じていた人々にとっては現実に差し迫った脅威であり、とくに農村部などにおいては、不可解な事件が発生した際に、多くの吸血鬼退治が現実に行なわれた。
この吸血鬼退治は、ごくわずかではあるが20世紀になってからも行なわれたことが資料によって確認されている。
具体的な退治方法としては、首を切り落とす、心臓に杭を打つ、死体を燃やす、銀の弾丸もしくは呪文を刻んだ弾丸で撃つ、などの方法が挙げられる。
また、葬儀をやり直す、死体を聖水やワインで洗う、呪文などを用いて壜や水差しに封じ込める、などの死体を損壊しない方法がとられることもあった。
吸血鬼退治は、聖俗の両権力から不当に死体を損壊する不道徳な行為であると考えられていたらしく、吸血鬼退治に関する禁令が出ることもしばしばであり、少なくとも近世以降は、吸血鬼という概念は知識階層にはあまり真に受けられるものではなくなっていたことが窺える。
ただし農村部などでは、農民の反発を恐れた地方領主や役人が吸血鬼退治を看過することはとくに珍しいことではなく、禁令はたいていの場合無視されていた。
・・・人々の不安が生んだ職業だったんだね。
主に死体に対して行う行為みたいだから処置も楽だろうなー
「この人は死後吸血鬼になりました!」
なんて適当言って、不安を煽ってさ、死体に処置すればOKなんでしょ?
詐欺師と一緒じゃん!
・・・でもさ、吸血鬼ハンターってなんか憧れちゃうよね・・・