中国の自然を売りにした巨大マンション。
自然が豊富なのは良いけど・・・
中国の大都会で緑に囲まれる暮らしを提案した実験的な集合住宅は、
売り出された当初「階層的な森林」の中での生活を約束した。
各部屋のベランダには、手入れされた庭があるはずだった。
この集合住宅の不動産業者によれば、全826室が今年4月までに埋まったという。
ところが、建物は環境に優しい都会の楽園となる代わりに、荒涼とした世界滅亡後を描く映画のセットのようになってしまった。
蚊も植物を好む、ということが問題だった。
リンク先の写真の廃墟具合が凄すぎる。
さすがは大陸。
スケールが違い過ぎる・・・
廃墟好きからしてみると、大きな人工建築物が自然に侵食されて退廃していく姿は興奮材料になるけど、
これまだ、竣工後一年も経ってないんだよな。
蚊が増えすぎて・・・
国営環球時報によると、四川省成都にあるこの集合住宅には、蚊の来襲が原因で現在およそ10世帯しか入居していないという。
不快で退去してしまうほどの蚊の量・・・
考えただけでもおぞましいね。
蚊が増えた原因
地元メディアによると、2018年に建設されたこの集合住宅には、植物を育てるための空間として各部屋にベランダが設置されている。
しかし植物を手入れする居住者がいないため、集合住宅の計8棟は植物に覆われて蚊に侵略されている。
ベランダは借りた人の空間のため管理が手つかず。
そのため手入れ不足の草が繁茂、結果蚊が増えるという悪循環。
全826室全部埋まったと書いていたけど、投機目的で買った人もいるんじゃないかな?
そうすると、借り手が見つかるまで放置するわけだから、そこから草が伸びて・・・
植物の管理
蚊の住処が各部屋のベランダにあるってことは800以上の拠点を持っているこってこと。
管理会社がお金を落として整備するしかないのね。
植物を植えるとその後の管理が大変だよ。
街路樹も毎年剪定していて経費が凄そうだよ。
少しでも自然を~~~ってことなのかもしれないけど、
管理の手間や、車で走っていると死角が増えて怖いんだよね。
そんな理由からなのか近所の住宅街の街路樹は全部撤去されちゃったよ。
垣根もそうだし、芝生もそう。
荒れてるの見ると、一気にみすぼらしくなっちゃうよね。
だからこそ綺麗に管理されているのを見ると、おっ!ってなるのかもしれない・・・
みなさんも、植物を植えようとするならば、その後の管理を考えて植えましょう。