コロナ過の影響で企業の業績が落ちている結果、株主優待を見直そう!という動きが企業の間で発生しているらしい。
”2020年度は優待を実施する企業数が11年ぶりに減少に転じた。”
むむむ・・・
飲食関係の株は株主優待狙いでいくつか保有していて、かなりの恩恵を受けているのでこのニュースは由々しき事態ですよ!
もくじ
株主優待の実施企業
株主優待は、一定の株を持つ株主に年1、2回、自社製品やサービス、金券を贈る日本特有の制度だ。
野村インベスター・リレーションズによると、2021年3月末時点で上場企業全体の約4割を占める1516社が実施する。
日本特有の制度だとは知らなんだ。
優待実施企業は全体の4割もいるのかー
株で儲けを出したいけど知識が無い僕としては、優待狙いで株を買うことが多いんだよね。
株主優待を実施する企業側としては『個人投資家を安定的な株主として繋ぎ止める』という狙いがある。
これはおおむね成功しているよね。
優待があるから所持しておく。ってパターン、絶対あると思うよ。
上手くいっているのに株主優待を見直す背景としては、従来の業績悪化があると思われる・・・
株主優待を見直す企業が続々と
コロナ禍で業績が低迷したことなどで、20年度に優待の休止や廃止をした企業は75社あった。
新設した49社を上回り、全体では26社減少した。減少はリーマン・ショック直後の09年度以来となる。
居酒屋「庄や」などを運営する「かんなん丸」は、飲食券などを配布する優待制度の休止を発表した。
感染拡大で20年7~12月期は売上高が前年同期に比べ6割減り、最終利益は2億円超の赤字を計上するなど厳しい経営環境となったためだ。
ゲーム機大手のセガサミーホールディングスも、運営する施設の利用券などの優待廃止を決めた。
業績悪化で株主優待を休止や廃止にしているところが出てきている。
でも、優待を止めたら優待で繋ぎ止めていた株主たちは立ち去ってしまい、株価に影響が出てしまうのでは・・・?
外食大手のすかいらーくHDが昨年9月、優待内容の大幅縮小を発表した翌日、同社の株価は一時10%超下落した。
あっ・・・やはりそうなってしまうけど、
膿は早い段階で出さないといけないということなのか?
今後の株主優待はどうなる?
優待を止める企業が今後沢山出てきそうだよね。
優待を継続する企業もコスト削減に努めている記事があった。
優待制度をデジタル化して経費削減に取り組む企業も出てきた。
ラーメンチェーンの幸楽苑HDは、優待制度を6月から電子化する。
株主総会の決議通知にQRコードを同封し、スマートフォンなどで読み取ればデジタル食事券などを得られる仕組みだ。
「紙の食事券を印刷し、株主に郵送していたコストの削減が見込める」(同社)という。
良い取り組み。
紙を印刷して郵送するだけで無駄にコストがかかってそうだもんね。
株主を繋ぎ止めるための出費が企業の首を絞めているとか、馬鹿みたいだもん。
どんどん削減して行ってほしいね。
まとめ:優待続いてほしいなぁ
日本特有の文化、『株主優待制度』。
僕が株式に興味を持ったのも優待制度からでした。
そこから優待狙いでシコシコ株を売買して楽しんでいました。
そんな思い入れのある制度、今後も無くならないで欲しいなぁ・・・