フランスでワインの消費量が減っているらしい。
まぁ、ワインって良し悪しが激しいイメージで選ぶのに難易度が高い気がするし、
甘いお酒が好きな僕としては、どちらかというと渋い系が多いワインは苦手とするところなので、
個人的感想では消費量が減るのは順当なのでは?
なんて思ってしまう。
※ワイン好きな人ごめんね。
でもよくよく記事を読んでみると、ワイン離れというよりアルコール離れの要素の方が強いような印象を受けました。
ワイン消費の推移
第二次世界大戦後、フランスの生活水準は驚くほど低いままだった。
1960年代にそうした状況は急速に変化を遂げ、収入が増えるにつれ、食生活も大きく変わっていった。
ワインの消費量が減少しはじめたのは、この時期である。
1980年を迎えると、1人当たりのワイン消費量は
年間約95リットルにまで減り、
1990年には71リットルに、
2000年にはたったの58リットルにまで減った。
つまり20世紀のあいだに、ワインの消費量は半減したことになる。
今世紀に入っても減少傾向は続き、最新のデータでは
年間約40リットルで、1926年の記録を70%も下回っている。
2015年のワイン消費調査では、減少の要因として男女間と世代間でワイン消費量に隔たりが広がっているという傾向が挙げられている。
40年前、フランスの成人の約半数以上がほぼ毎日ワインを飲んでいたのに、いまや日常的にワインを飲む成人の割合はわずか16%だ。
その割合を細かく見ていこう。
まず性別では、男性が23%、女性が11%。
年代別では、15~24歳ではわずか1%、25~34歳で5%に対して、66歳以上は38%だ。
いきなりドカンと減ったわけではなく、徐々に徐々に減っていったんだね。
生活様式の向上=アルコールの多様化も減少の原因っぽいよね。
アルコール離れ
この男女間と世代間の隔たりを見ても、今後、ワイン消費量が増える見込みがないのはあきらかで、しかも、この傾向はあらゆるアルコール飲料に当てはまる。
ビール、蒸留酒、シードルも消費量が徐々に減っているのだ。
これに対して、1人当たりの消費量がいちばん伸びている飲み物は、ミネラルウォーターと湧き水を使用したスプリングウォーター、フルーツジュース、炭酸飲料で、いずれもアルコールを含まない。
ワインだけじゃなく、アルコール離れが本当の原因?
僕は普段からお酒を飲まない(飲めない)タイプなのですが、
若者世代はなんでアルコールを飲まないんだろう?
白人はアルコール耐性強そうな印象があるんだけどなぁ
まとめ:アルコールが減る事は良いこと?
酒飲みが減れば、アルコールが起因する事件、事故が減るって考えればいいことだよね。
ただ、コミュニケーションツールとして優秀な側面もあるし、
文化的に紐づいている部分もあるから完全にはなくならないとは思うけれど・・・
節度と量を守って楽しみましょう。ってことだぁね。