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【仮面山荘殺人事件】二転三転する事件の全貌犯人はいったい・・・?【東野圭吾】

小説『仮面山荘殺人事件』表紙

『仮面山荘殺人事件(東野圭吾 著)』の感想レビュー。

あらすじ

毎年の集まりで山荘に9人の男女が集まった。
そしたら、逃走中の銀行強盗犯二人組が逃げ込んできた。
9人はなんとか脱出を試みるもことごとく失敗。
そのうち、一人が殺された。
状況を考えて、犯人は強盗達ではない。
8人の男女は互いに疑心暗鬼になっていき・・・

感想

舞台は、主人公樫間高之(かしまたかゆき)の婚約者森崎朋美(もりさきともみ)の父、信彦(のぶひこ)が所有する山荘を舞台に三つの事件が発生する。

一つ目の事件

山荘に集まる前、高之の婚約者朋美が結婚式の四日前に山道のガードレールから車ごと転落死した事故について。

別荘に集まった人の中では意見が二分していた。
・朋美は事故死した説
・朋美は殺された説
どちらも可能性としてはありえる。
殺された説を推す、朋美の親友で推理作家の阿川桂子(あがわけいこ)は、
『生理痛緩和のために常飲している鎮痛剤が睡眠薬にすり替わっていた』
『これは間接的な殺人である』
と主張する。

二つ目の事件

別荘に現れた銀行強盗二人組。
突然の出来事に山荘に来ていた9人は銃を突き付けられなすすべもなく。
二人組は仲間が来るまで居座ることになった。

なんとか強盗犯を出し抜こうと、外にSOSを発信してみたり、
時限タイマーでブレーカーを落とそうとしたりするけど、
ことごとく失敗する。

状況を鑑みるに強盗以外に脱走を妨害している人物がいる。
でもなんのために・・・?

三つ目の事件

山荘で朋美の従姉妹、雪絵(ゆきえ)が背中を刺された死体で発見された。
状況を見る限り、犯人は強盗犯の中にはいない。
残された八人の中に殺人犯がいる。
脱出妨害も雪絵を殺すために犯人がやったに違いない・・・

推理できた?

二つ目と三つ目の事件の犯人が分かる人は結構いたと思う。
まぁ、僕は推理できなかったけどな!
トリック説明の理の過程で一つ目の事件との絡みも出てきて、犯行動機も説得力のあるものだった。
なるほどね。
そして最後、トリック説明にもう一つまみスパイスが加わったことで傑作に昇華していくのです。

余談

玄関の壁に妙な仮面が置いてある山荘で起きた事件だから『仮面山荘殺人事件』。
ハハッ!安直な名前だね。
読み終わってもう一度表紙を見る。
『仮面山荘殺人事件』
あ~『仮面』ってそういう意味か~

オススメ

COMMENT

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