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【名探偵は嘘をつかない】死後転生できる設定と名探偵のやさしさ【阿津川辰海】

小説『名探偵は嘘をつかない(阿津川辰海 著)』の感想レビュー。

あらすじ

想像を超えた世界で奏でる、筋書きと謎解きのハーモニー!

名探偵・阿久津透。
数々の事件を解決してきた彼は、証拠を捏造し、自らの犯罪を隠蔽したという罪で、本邦初の探偵弾劾裁判にかけられることになった。
兄を見殺しにされた彼の助手、火村つかさは、裁判の請求人六名に名を連ねたが、その中には思わぬ人物も入っていてーー!

感想

探偵という職業が公に認められている世界での話。
謎さえ解ければあとはどうでもいい!な探偵、阿久津透。
謎は解けたけどなんか心情的に納得できない・・・そんな事件がいくつかあって、方々に敵を作ってしまう。
助手まで敵に回ってしまい、異例の探偵弾劾裁判が行われる運びになった。
被告人は、阿久津透。
阿久津が過去解決したいくつかの事件の真相を究明するという試み。

そこに、輪廻転生の設定が加わり、殺された被害者の霊が主人公に助言するなどチート行為が横行。
※主人公も阿久津が解決した事件で殺された被害者の一人で転生しているため幽霊が見える。

でも今更19年前の事件を蒸し返したところで・・・
と思いきや、予想外の解決が。

転生の設定も上手く生きてこういう着地点になるのかー。と感心しきり。
阿久津が隠蔽しようとした事件の全容とは?

やはり僕は、”理由(ホワイダニット)”を重要視しているんだなぁ

ラストスパートは読む手が止まらなかった。
ラストスパートまでは読むのが大変だったけど・・・

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