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【里山資本主義】里山を元気にしてマネー資本主義からの脱却!【藻谷浩介】

『里山資本主義』表紙

『里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く~(藻谷浩介,NHK広島取材班 著)』の感想レビュー。

持続可能(儲けが出せる)な里山生活。
廃棄していた里山資産を使って、食材からエネルギーまで地産地消せよ!

こんな本だよ

課題先進国を救うモデル。その最先端は”里山”にあった!!
・地域の赤字は「エネルギー」と「モノ」の購入代金
・原価ゼロ円からの経済再生、地域復活ができる
・知られざる超優良国家、オーストリア
・ロンドン、イタリアでも進む、木造高層建築
・真の構造改革は「賃上げできるビジネスモデルの確立」だ
・「社会が高齢化するから日本は衰える」は誤っている

マネー資本主義の限界を何となく感じている日本人。
その不安と不満を解消し、新たなる豊かさを影響する、生き方の常識を変える”里山資本主義”。

人々の創意工夫と「最先端の技術」が田舎暮らしを革命的に変え、
日本の田舎暮らしは「都会」と、そして「世界」ともすぐにつながる環境を手にしている。
なにも便利な都会暮らしを捨て、田舎暮らしをしなさいというのではない。
本書は地方在住者の実践的な手引きとして、また都市生活者にとっては「生活や価値観を見直し、自らの生活と、日本の未来を見つめる」ことができる一冊である。

”里山資本主義”かつて人間が手に入れてきた休眠資産を再利用することで、
原価0円からの経済再生、コミュニティー復活を果たす現象。
まったく新しい日本経済再生策!!

事例1:木屑で発電し、油田・石炭の値段に左右されない地域経済を営む町がある。
事例2:超高齢化社会の島で、自分も地域も利益をあげる方法が生まれた。
事例3:オーストリア等ではエネルギー革命が起き、木材が今後の経済を握った。
などなど

感想

里山で食料はもとより、エネルギーも地産地消!?
木材加工で出た木屑をペレットにして発電や暖房に利用する。
ここの章が一番面白かったな~
木を燃やすことが好きなんですね。僕は。
他にも、鉄の代わりに木材を使って作る高層ビルとか・・・
食べ物を地産地消して新たな稼ぎを生み出したりとか。

里山の将来性、すごすぎねぇ!?
って話。

里山、住んでみたいけどなかなか行動には移せないんだよな~
里山で生計を立ててみたい人は読んでみると一助になるかも。

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