千葉県松戸市にある徳川昭武さん家こと、戸定邸に行ってきました。
なんで、僕は、真夏に、こんな坂を登っているのか・・・?ヒィヒィ
けど、高台にあるからこそ見えるこの景色・・・!
もくじ
戸定邸(戸定が丘歴史公園)とは?
四季折々に美しい表情を見せる戸定が丘歴史公園。
ここはもと松戸徳川家の敷地を歴史公園として整備したものです。
公園内には最後の水戸藩主・徳川昭武(あきたけ)が建設した戸定邸が、今も明治の姿そのままに保存されています。
場所
松戸駅から徒歩15分くらい。
徳川昭武さんとは?
江戸幕府最後の将軍、
かつ日本史上最後の征夷大将軍にして、
在任中に江戸入城しなかった唯一の将軍であり、
最も長生きした将軍こと
徳川第15代将軍・徳川慶喜
の異母弟。
※ほとんど慶喜の説明じゃねーか!
新一万円札になる、渋沢栄一と一緒にヨーロッパ行った人として僕の中で有名。
おら、本で読んだから知ってんだ!
二冊も読んだから知ってんだ!
ただ、ずっと慶喜の息子だと思って読んでた・・・
趣味は写真。
当時(1884年前後)の写真はやんごとなき身分の人たちの趣味として浸透していて、
自分で現像液の調合から現像までをやらなくちゃいけない知的遊戯だった模様。
施設内の歴史館には昭武氏の撮影した写真が多数展示されています。
感想
公園内は無料で入れる。
有料施設は、歴史館と戸定邸で見学共通券が大人320円。
歴史館で、当時の風俗を知ってから、
当時の面影を残している戸定邸を見学するのが吉。
見どころは、戸定邸の中。
当時の作りそのままにした状態で見学ができてとても面白い。
真夏で冷房が付いていないのに風の通りを計算しているのか、若干涼しい。
殆どの部屋が廊下(縁側)と隣接している作りが昔ながらって印象を感じる。
客人の部屋、お風呂、増築した子ども部屋などなどを見ながら辿り着いたのが、
中庭に面した大部屋。
ここから見る中庭の景色がすんごいの!
綺麗に管理された芝生に真夏の日差しが照り付けている。
それを薄暗い部屋から縁側を通して芝生を見るコントラスト。
そして、何故か涼しげな風が吹き込んでくる。
平日ということもあって、ほぼ貸し切り状態。
先客でいた、中国人?の家族がしばらく縁側に滞在していたけど、
・・・気持ち、分かるよ。
妻、子どもの女性陣は飽きてた印象だったけど、
一家の大黒柱は縁側に胡坐を掻いて、中庭をずーっと眺めていた。
・・・気持ち、分かるよ。
今、この瞬間なら言語の壁を越えて意思疎通ができていたかもしれない。
中国親父の背中越しに僕も中庭を眺めていると、看板が目に付いた。
「今日は、中庭に降りていい日だよ!」
・・・いくしかないな!
なるべく日陰を通りながら、中庭の反対側へ到着。
これが歴史館にあった写真のアングルか~
中庭越しに見る戸定邸も良いアングルです。
※写真撮り忘れてしまった。
※ぜひ、自分の目で見てもらいたい!
自然が残っていて、春夏秋冬楽しめるかとは思いますが、
この中庭の景観は夏が絶対オススメ!(他の季節知らないけど)
田舎の原風景?である、大きい家の縁側に、
真夏の灼熱光が差し込む中庭と、光を反射している芝生。
それを、微風が吹き込み、ほのかな蚊取り線香の香りがする縁側・・・
時間がゆっくり流れてます。
西瓜でも食べながら横になりてぇなぁ~!
まとめ
駅前は雑多な都市という感じだけど、歴史公園に足を踏み入れると、一気に都会から離れた感じに。
特に戸定邸のタイムスリップ感は凄くて、縁側、中庭を見るだけでも行く価値あり!
是非、真夏の縁側を堪能して欲しいです。
・・・たどり着くまでが無茶苦茶暑いけど。