疲れている時に甘いもの・・・至福の時間である。
おやつを食べて、エネルギーチャージ!
よーし、あと一仕事、片付けちゃおう!!
なんて思える人もいるけど、
僕は甘いものを食べると急激に眠くなってしまうのだ。
どうにかこの問題を防ぐために、
おやつの時は、コーヒーを飲みながら。
とか、お茶を飲んでから甘いもの。
など、色々な対策を講じてきた(基本的にカフェイン摂取)けど、
効果のほどは今一つ・・・
体感による変化はそこまで感じなかった。
カフェインの覚醒効果を上回る眠気・・・
僕の身体ではいったい何が起こっているの!?
教えて、偉い人!
甘いものを食べるとどうなる?
私たちの体は、食事から糖質が吸収されると血糖値が上がりますが、
それに反応して分泌されるインスリンの働きによって、2~3時間で元に戻るというサイクルを繰り返しています。
糖質や炭水化物を摂取すると、食後に血糖値がグンと上がります。
そしてその血糖値を下げるために大量のインスリンが分泌されてしまい、血糖値が急降下します。
この血糖値が急降下するときに、疲れや眠気が感じやすくなるのです。
人間「甘いものだーい好き♪」ムシャムシャ
→血糖値が爆上がり
体内「うわっ、これはヤバイ。血糖値を下げろ!!インスリン放出!!」
→血糖値が爆下がり
体内「やべっ、インスリン出し過ぎちゃった・・・」
→低血糖状態
人間「なんかだるいし、眠い・・・」
ということ。
疲れを取るために食べたおやつが眠気の原因になっていたとは・・・
甘いもの・・・脳の栄養
だと思っていたのでこの研究結果が以外でした。
疲れたら食べると良いもの
低GI食品を摂取しよう!
GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。
GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。
オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、
GIが70以上の食品を高GI食品
56~69の間の食品を中GI食品
55以下の食品を低GI食品と定義しています。
GIが高い食品は、一気に血糖値を上昇させるため、血液中の糖を処理するために多量のインスリンが分泌されたり、分泌が追いつかなくなるということが起こります。
逆にGIが低い食品では、糖がおだやかに取り込まれ、血糖値の上昇もゆるやかになるため、インスリンも分泌しすぎることなく、糖はすみやかに組織に吸収されます。
このように、おだやかに糖を取り込む低GIの食品を知ることは、健康的な生活のためにとても重要です。
人間にとって欠かせない栄養素である炭水化物を、ゆるやかに吸収することは、
急激な血糖値の上昇や脂肪をつきやすくする肥満を防ぐためにも、もちろん豊かな食生活にも、大きく関わってくるのです。
低GI食品か・・・
何をおやつに食べよう?
ナッツ系が低GIらしいので、
おやつに少量のナッツを食べるようにしました。
栄養の偏りが出ないようにミックスナッツが良いみたいですが、
くるみが好きなのでくるみをチョイス!
甘いものは、おやつでの接種をやめて食後にしよう・・・(´・ω・`)
しばらくは、低GI食品摂取で効果がでるか確認。
これで、眠気が収まるといいのだけれど・・・