『稼ぐが勝ち~ゼロから100億、ボクのやり方~(堀江貴文 著)』の感想レビュー。
金を稼げば一つ上の世界が見えてくる。
本の紹介
ライブドア社長堀江貴文が、起業家を志す若者たちに贈る新時代のビジネス入門書。
「巡ってきたチャンスに気づけ」
「好きなことをやろうと思ったら起業するしかない」
「人間を動かすのはお金だ!」
過激な発言の裏にある、時代を動かす経営哲学。
旧態依然とした日本の社会に風穴を開け、新風を巻き起こし続ける男の仕事術とは―。
感想
貧乏でも、自分の中で幸せならそれでいいんだよ。
なんてのは逃げなんだ。
人間、稼がなくちゃ嘘なんだ!
そう思ってしまう(思わせてくれる)本です。
お金の心配をしない生活をしてみたいものですなぁ
作中の言葉
金を持つだけで、自分の精神的な考え方も高みに上がります。
実質は何も変わっていないのですが、
お金を持っているという現実が一種のゆとりになるのかもしれません。
高収入を得られるようになった後の世界ってどんな風に見えるのだろう・・・?
なんでもやりたいときにやるのが一番なのです。
いろいろ無駄なことを考えて悩むよりも、
勝算がありそうだったら一回飛んでみればいいのです。
たった一回でも飛べば、それが成功体験になるはずです。
なんでもかんでもとりあえずやってみる。
僕はなるべく体験主義を目標に頑張っています。
シンプル思考の最大の長所は、誰にでも説明することができるところです。
判断基準をすべて金額に置き換えてしまえばいいわけです。
数値で示せば、人を容易に説得することができます。
曖昧な表現じゃなくて、数値化すれば説得力も増すよね。
営業をすればものは必ず売れます。
テクニックはいりません。
もっとシンプルに考えて、一つ二つくらいのことを実践すればいい。
それは気合と根性です。
気合と根性でものを一個売ってみてください。
ものが一個でも売れた瞬間に人間は変わります。
そこからすべてがはじまるのです。
気合と根性。
泥臭い気がするけど、案外そういうもん?
まあ、いろいろ矛盾だらけの世の中ですが、
一つ一つ誠実にガチンコで対決していくことが重要だと思っています。
こういった問題は、決してうやむやに終わらせてはいけないのです。
うやむやにすることは決して「大人の対応」ではないのです。
自分をごまかさずに、おかしいところはしっかりおかしいと言わなければなりません。
場の空気とかいうものを大事にして、
しっかり伝えることをおろそかにしていたよ。
「自分の限界はこの程度のものだ」
と悟ったときに、未来への道は断たれます。
悟ってはだめなのです。
僕に言わせれば悟りとは逃避に過ぎないからです。
仏教なんかでもそうですが「悟り」とは心理に到達するものだと一般には考えられています。
しかし、よく考えるとこれはただ論理的に真理を追究することから逃げているだけなのです。
要するに悟ったと思った瞬間から心理の追及をしなくて済むわけですから。
真理に到達するのは不可能だと思ってあきらめて、自己暗示をかけて自分を納得させる。
それが悟りの境地、といわれているものですよ。
たとえば大金持ちになるのは、客観的に何かに到達することでしょう。
しかし、自分の精神世界のなかだけで完成してしまう「悟り」なんて、一種の脳内麻薬のようなものだと思うのです。
世界は自分の視点だけで完結していて、自分の知らないことは起こっていないことと一緒という、ある面でそれは真理でしょう。
けど、僕は逃げだと思う。
目からウロコ。
個人が幸福であるならどんな状態でもいいと思っているけど、
客観的にみると逃げに写る。
でも、本当に自分がしあわせならそれはそれでいいんだけど、
本当は自分で自分を騙しているだけなのかもしれないし・・・
うーん・・・
僕は快感を知りたいのです。
「上」に行ったときの気持ちよさを知っているから、
まだ先があることを知っているから、
無常のなかにもフロンティアが見えているのです。
世の中が「常ならず」なら、その流転に乗って積極的に行動しなければ損なのです。
成功体験してぇなぁー
そのために行動しなくては・・・