昔々、デスクワークで働いていた頃、近くの席でやたら独り言をいう同僚がいました。
イライラして暴言を発しているわけではなかったのですが、こちらに余裕がない時は正直うるせぇ・・・
なんて思ったりも。
独り言を言ったところで事態が好転する訳じゃないのに・・・なんて当時は思っていましたが、
どうやら、独り言を言うとミスが減るらしいですよ。
参考:ナゾロジーより
独り言の効果
独り言を言っていると、「ちょっと様子のおかしい人」と受け取られがちです。
しかし実は、難しい問題を取り組む時には「独り言」が大きな助けになると科学者が主張しています。
研究では、35人の被験者に対して「48のカードを規則に従って並べる」といった問題を与えました。
その結果、黙々とこの課題に取り組んだときは45のミスを犯しましたが、「自分が何をしているか」や「思考プロセス」などを声に出して作業をしてもらうと、ミスはなんと10に減りました。
つまり、黙って問題を解くときと比べて「独り言」を言いながら作業をすると、78%もミスが減ったことになります。
なんで減るの?
自分で自分の行動をダブルチェックしているとか?
人が自分の意見や考えを内側に押し込めてしまうと、あらゆる考えが混線してしまう可能性があるといいます。
アトキン氏いわく「思っていることを声に出して言うことで、そのことに注意を向け、集中力を高めることができるのです」。
なるほどねぇ
まとめ:独り言を言ってみよう
作業中にやろうとしても、独り言に意識を集中させないと言葉が出てこないよ!
独り言を言う習慣なんてないので、独り言を言うための努力が必要だ。
仮に言えるようになったとしても、公の場でボソボソ独り言を言っていると危ないヤツ認定されそうだしなぁ・・・
今回の研究で独り言への風当たりが緩くなるかもしれないけど、隣にボソボソ喋っているヤツがいたら不愉快なので、自分は喋らないでおこう・・・