人生を思い通りに操る片付けの心理法則(DaiGo 著)の感想、レビュー。
衣替えをしようと思っている時に、書店で立ち読みしてそのまま購入した本。
本著は、部屋を綺麗にしよう、断捨離しよう。ミニマリストを目指そう。
みたいな本ではない。
本書は、部屋がきれいになることをゴールにした本ではありません。
片付けることによって、人生を最大化し、幸福を手に入れるための本です。
片づけをすることによって、得られる効果を記した本。
もくじ
片付けの本当の目的は?
探したり、迷ったり、管理する時間を減らすこと。
減らした時間を自分の本当にやりたいことに投資することが片付けの本当の目的。
た、確かに・・・
本著では、衣替えすら無駄だと断定している。
感化されやすいけど、確かにそう思う。
現在の拠点は、クローゼットが狭いから衣替えしないとならないけれど、次引っ越すときは衣替え不要になるくらいの空間が欲しいね。
いいモノ、好きなモノを身に着けよう
自分がいいと思ったモノや、好きなモノ、大切なものを使用しよう。
そうすることによって、精神的満たされる。
取り出しやすさを考えよう
探さなくちゃ取り出せないとか、どこにしまったか分からないものはNG。
棚もモノを詰め込むのではなく、お店のようにディスプレイする意識で置いていく。
そうすると、取り出しやすくなるし、見た目もキレイ!
Point:棚のはモノをしまう場所ではなく、取り出しやすくする場所
モノを減らすコツ
どうしても捨てられない人用に7つの考え方があった。
自分の考えとマッチする順に紹介。
買い直し思考
→これを捨てたとして、買いなおすか?
この考え方が自分に一番合ってた。
捨てるか微妙なモノに対して、買いなおすかと考えると、ほとんどが買いなおさないという結果に。
お陰で整頓がはかどるぜ!
タイムトラベル思考
→あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?
この考え方好き。
惰性で保管しているモノに対して有効だ。
特に漫画のを処分ね。
倉庫借りてまでとっておくモノじゃないよ。
有名な作品は漫画喫茶で読めるし、
今は、電子書籍もあるしさ。
ロングスパン思考
→3年、5年、10年経っても必要か?
タイムトラベル思考が現在→過去に対する考え方だったのに対し、
ロングスパン思考は、現在→未来に対する考え方。
何かで使えるだろ。なモノの処分に役立った。
思うと年単位で押し入れの肥やしになってたんだよな。
必要になったら買いなおせばいいんだよ。
いつ使うか分からないのは捨てる。
3年、5年経てば同じモノでも高性能なモノが出てくるだろうし!
オークション思考
→誰かが買ってくれるとしたら売るか?
値段次第だけど、ほとんど売っちゃうな・・・
で、いいモノを買いなおす。
そう考えると、本当に必要なものって少ないのかな。
大富豪思考
→お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?
洋服も、気に入っているモノ以外は買わないよな。
ほとんど処分だ。
もっといいモノ買うもんね。
金額みて、妥協して安いの買っているモノって多いと思うんだ。
自分が欲しいと思ったモノに囲まれたい。
そういうのが、メンタルにも影響してくるのかな?
ほしいモノ変換思考
→これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか?
消耗品に対してのアプローチ。
夕食の買い物とか、嗜好品を買うときにに思い出すようにしてる。
この酒を我慢すれば、500円浮く。それを10回繰り返せば5000円。
美味いステーキを食べれる!!
さらに展開して時間に対するアプローチとして有効。
この酒を我慢すれば、今日の二時間は有意義に使える!
みたいな。
トラベラー思考
→長期旅行に持って行きたいモノか?
これは合わなかった。
一週間の旅行って過程しても、ほぼ捨てることになっちゃうよ・・・
まとめ
他の片付け本にあるような整頓だけを扱ったほんじゃなかった。
整頓することによるメリット(集中力や時間)を明言してくれる。
整頓の先を見据えることによって、汚くなったから整頓みたいな、後手の片づけではなく、
先行投資的な片づけの実践。
よーし、衣替え頑張るぞ!!
※本著は、衣替え不要論です
オススメ!