日記

がん細胞のステルス化解除!免疫細胞に攻撃させよう

がん細胞

がん細胞はもともと自分自身の細胞が変異したものなので、自分自身への免疫反応をスルーできる能力が備わっているそうです。
そのため、治療するのに正しい細胞もろとも破壊しつくす必要があるのです。

そんな、ステルス機能をもったがん細胞に対して、ステルス機能を解除する治療法の報告記事がありました!

イタリアのトリノ大学で行われた研究によれば、がん細胞を強制的に変異させることで、免疫療法の効果が上がることが判明した、とのこと。

がん細胞は変異によって免疫療法から逃れるステルス能力を獲得することが知られていますが、外部から「望まぬ変異を強制」することで、自分のステルス能力を台無しにする余計なタンパク質(新抗原)を作らせることが可能になります。

参考:ナゾロジーより

がん細胞を強制変異させる

がん細胞に対して外部から「望まぬ変異」を強制することで、ステルス化したがん細胞に余計なタンパク質を作らせ、自分のステルス能力を台無しにさせるという戦略です。
この戦略をもとに、がんになったマウスに対して、がん細胞のDNA修復を阻害し変異を誘発する薬剤を与えたところ、がん細胞にエラーが蓄積してステルスが解除され、免疫療法がうまく機能することが示されました。
この結果は、がん細胞に効果的に変異を与え「バグらせる」ことができれば、免疫療法によって高められた攻撃が命中することを示します。

注射するだけですべてのがん細胞がエラーを起こすってのは不思議な感覚だなぁ

動物で効果があったから人間への臨床実験も行われた模様。

研究では、免疫療法が上手くいかなかった進行性結腸癌の患者に対して、がん細胞の変異を誘発する「テモゾロミド」を与えられました。
結果、治療グループ全体で腫瘍の成長が平均して7カ月間停止したことが判明します。
また研究者たちが行った最新の学会発表では、テモゾロミドを投与された16人中14人で、がん細胞の突然変異が誘発されていることが示されました。

比較的安全に、副作用を抑えたがん治療、始まっていくのかもしれん・・・

そういえば、コロナワクチンで有名になったmRNAも元はがん細胞対策用で開発されていたものだったよね。

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