日記

【地獄の始まり】タコの需要が高まってきている?よし、養殖だ。

タコ

正月料理の酢だこ、美味しかったなぁ~
赤の発色がまた見事だよね。
たこを酢に漬けると化学反応で赤色に変色するのかね?

・・・え?あの鮮やかな赤って食紅なの?
知らなかった・・・

そういえば、タコの消費量って年々上がっているんですってよ?
それに比べて漁獲高は安定していなくて供給に難アリなんだって。

そんな世界情勢に先駆けて日本はタコの完全養殖を確立!
タコの販売網を独占だぜ!!
・・・それが地獄の始まりなのであった。

参考:ナゾロジーより

もくじ

タコの養殖は危険?

理由その1:食事

タコは肉食です。
そのためエサには魚のタンパク質や油脂が必要となります。
また、幼体は生き餌しか食べません。
すると、その原料となる海産物の漁獲量に影響するのです。
現在、全漁獲量の3分の1は動物のエサとして利用され、その半分が海産物の養殖に使われています。

タコは一生のうちに体重の3倍ものエサを必要とします。
もし養殖されるようになった場合、その漁獲量を圧迫しかねず、世界の海産資源の激減につながりかねません。

タコを食べるために他の食料を消費してしまう・・・
食糧難の解決という意味では本末転倒じゃないか!
正直、アジやイワシの代わりにタコ食べろと言われても・・・って感じだよね。

理由その2:共食い、自食

エサの問題が無いとしても、まだ問題があります。
飼育環境が、見るも無残な地獄と化す可能性があるのです。

タコは賢い生き物で、ビンのフタを開け、人を識別でき、一度解いたパズルを覚え、水槽を脱出することもあります。
飼育中のタコが大脱走するさまを思い浮かべてみましょう。かなりのカオスです。

さらに、飼育されることで引き起こされる数々の行動も地獄です。
タコは賢い生き物なので、絶えず刺激を欲しています。
共食いや自分の触手を食べることもあります。
刺激がないと不満がたまるのです。

刺激と自由を求めて脱走を繰り返すタコたち。
あの軟体生物が群れを成して移動してくると考えただけで・・・ゾゾゾッ

危ないから、がちがちに閉じ込めると共食いや自食を始める始末・・・
なんという地獄絵図。

まとめ

タコは美味しいし、養殖の技術的な部分で問題なし。
けど、タコの生態系で養殖が難しくなっているだなんて・・・

僕はそこまでタコが大好き!ってわけじゃないので困らないけれど、タコ焼きにタコが入っていなかったらイヤだなぁ・・・
タコ価格が高騰すると、タコ焼きにも代替肉が使われるようになったりするのかな?

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