ぶっつづけて数時間とか練習するより、短時間に憩をとるほうが効率よく学習ができるらしい。
・・・いやいや、僕は信じないぞ、努力ってのは、能力ってのは血のにじむような反復の結果獲得できるものなんだ。
掲載された論文によれば、ピアノの練習のような新しいスキルを習得する場合、頻繁な休憩を行うと効果的な上達ができるとのこと。
またスキルの上達は練習中には起こらず、休憩中にのみ発生することが示されます。
・・・やったぜ!
一日、10時間はサボっている僕にももう既に能力が開花しているかもしれんね。
参考;ナゾロジーより
ふと上達している事ってあるよね?
練習は上達に必須です。
そのため多くの人々が目指すスキルを獲得するために練習に時間をかけています。
一方で古くから「一晩寝ると上達する」という奇妙な現象も知られていました。
この不思議な現象は脳科学でも大きなテーマとされており、練習・記憶・上達の関係を解き明かすために、様々な研究が行われています。
ですが体験した人にはわかるように、不思議な上達効果は「目覚めた休憩」でも起こります。
難しくて投げてしまった部分を、トイレから戻ってやってみると、すんなりできてしまったという感覚です。
しかし現象としては知られていても「目覚めた休憩」と上達の関係は詳しくわかっていませんでした。
そこで今回、アメリカの国立衛生研究所の研究者たちは、この「目覚めた休憩」が上達をうながすメカニズムの解明を試みます。
確かに、もうだめだ出来ねぇ~っ!
って諦めて休憩した後、もう一度挑戦してみたらすんなりできたことってあるわ。
細かい休憩は上達する?
(実験にて)
練習の成果は練習中に全く上達しない一方で、10秒間の休憩が終わるごとに上達が起きていました。
また上達度は35回のうち、最初の11回の休憩中が最も大きく、その後は横ばいになっていたのです。
これは日常的な経験則とも一致します。
多くの人々が楽器や自転車に乗る練習をしていますが、演奏中や乗車中にモリモリ上達した記憶を持つ人はあまりいません。
むしろ、日をはさんだり休憩をはさんだりして何度も取り組むうちに、気付いたら上手くなっていたという人が多いでしょう。
また上達の度合いも最初が早く、繰り返すほど緩やかになります。
実験結果は、それが5ケタの数字の入力という、極めて単純な練習でも起きていることを示します。
さらに興味深いことに、起きている間の短い休憩は、1晩の休憩よりも上達度を上げるのに効果的であることがわかりました。
どうやら休憩による上達効果は、1晩である必要はなく、目覚めた状態の「秒」単位でも起きていたようです。
休憩中の脳内では、練習した内容が20倍の速度で反復復習していたことが実験結果で明らかに。
人間の脳みそってすげーなぁ
ちょっとやって、休憩。
これがこれからのトレンドですな!