小説

【川のほとりに立つ者は】自尊心が低い女性がDV男に付きまとわれて・・・【寺地はるな】

『川のほとりに立つ者は』ハードカバー表紙

小説『川のほとりに立つ者は(寺地はるな 著)』の感想レビュー。

あらすじ

カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。
松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。
「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。

感想

恋人同士のコミュニケーション不足が生み出した悲劇という感じ。
だれもが特殊能力を持たない一般人同士の話っていうのが切ないね。
自分だったらどう行動するのかな~と思いながら読み進めるのも面白い。
自尊心が低いと周りにも被害をまき散らしてしまう。これは肝に銘じておかねば。

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