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【風立ちぬ】飛行機を作る熱意と描写が素晴らしい作品【宮崎駿】

映画『風立ちぬ』表紙

映画『風立ちぬ(宮崎駿 監督)』の感想レビュー。

あらすじ

実在の人物である堀越二郎をモデルに、その半生を創作で描いた作品。

子供のころから飛行機に憧れていた二郎だが、近視のためパイロットへの道は閉ざされていた。
夢の中で尊敬するカプローニに出会い、設計者の道を志すことに。

東京帝国大学で航空工学を学んでいたが、帰京中に関東大震災に遭遇。
大恐慌最中となった大学卒業後、請われてミツビシに入社。英才として将来を嘱望される。

その後、ドイツへの留学を経て、航空技術者として菜穂子との想い出の品である計算尺を武器に数々の戦闘機を設計する。
七試艦上戦闘機の開発では初めて設計主務を任されるが、同機は飛行試験中に垂直尾翼が折れて墜落した。

失意の中、休暇で訪れた長野県の軽井沢で関東大震災で助けた菜穂子に再会する。
菜穂子との出会いで心の傷を癒した次郎は、

その後、独創的な設計を行い、その非凡な才能を開花させる。
のちに零式艦上戦闘機など優れた飛行機を次々と生み出すことになるのだが、
それはまた別の話。

感想

冒頭から、現実と夢をさ迷う堀越少年。
青年になっても現実と夢の境目がつかないような・・・
おいおい、大丈夫かこいつ?

すげー飛行機を作りたい!!
というのは、妄想を行き来することでビシビシ伝わってきた。
展開も飛行機設計に向けて一直線。

ところが、二郎が避暑地に行ったあたりから一転、
飛行機設計(の描写)そっちのけで、菜穂子との恋愛に。
結核に冒され、死を運命付けられたヒロイン
そういうのいらないから。

結核患者が「タバコ吸って良いよ」って言ったからって、部屋で吸うなって。
それを振り切って外に吸いに行くのがホンモンの愛情なんじゃないんですかねー?
免罪符得たからって連日連夜、何本も吸ったんでしょー?(ゲスの勘ぐり)

俺はよぉー!!
途中まで、戦闘機に情熱を向けた男の話、
そう、ジブリ版プロジェクトX「零戦を作った男たち」
を期待してたんだよオオッ!!

なのに、避暑地にでヒロインに骨抜きにされたばっかりに、
ぶつ切りの設計描写、製造描写で、はい完成だよ。
作中の勉強会なんかすげーワクワクしたんだよ。
勉強会で上がった技術案の試行錯誤から実現までの工程は全カットだよ・・・

恋愛の尺はまるまるカット!
その分開発面をもっとプッシュした作品を見たかったよぉ・・・グスン

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