ネコ、可愛いですよね。ネコ。
レンゾーの実家でもネコを飼っており、
小さい頃からネコやイヌといった動物がいる生活でした。
アニマルセラピーって実際あるでこれ。
※一人暮らしじゃ面倒見切れないので飼っていません。
ネコで癒されたい・・・
そんなネコたちも人間より寿命が短いわけで、
飼っている何匹かとはお別れをしてきました。
ネコって老衰で死ぬのは少数派で、
死因の第一は腎臓病なのだとか。
確かに、年を取って腎機能が落ちてきているから・・・
と考えれば老衰に違いはないんだろうけどね。
ネコの腎臓病は人間とはそのメカニズムが違うらしく、
たまたま見つかった研究結果から薬を作ったところ、
ネコの腎機能改善に一役買う結果がえられたそうなのです!
腎機能が改善したネコちゃんの寿命は平均15歳→30歳に!
その驚きのメカニズムをご紹介しましょう・・・
ちょっと難しいですぞ?
正直、何言っているのかわからんかったぞ
カギはAIMという仕組み
以下、ナゾロジーを参考
宮崎教授は、試験管実験において免疫細胞であるマクロファージの自殺を妨げる因子としてAIMを発見しました。
生物の細胞には、細胞が必要でなくなった時に自殺する「アポトーシス」という仕組みがあります。
AIMは、“apoptosis inhibitor of macrophage”(マクロファージ・アポトーシス抑制因子)の頭文字をとったものです。
ふむふむ・・・
一般に腎臓病は、死んだ細胞が尿管を詰まらせた結果、腎臓に負担がかかることで起こります。
ヒトのAIMは普段はIgMという免疫グロブリン(抗体の仲間)にくっついた形で血中に存在します。
腎障害が起こると、AIMはIgMから離れて尿に移行し、尿管を詰まらせている死んだ細胞に取り付いて標識となります。
この標識に周りの細胞が反応し、死んだ細胞を食べることによって尿管の詰まりは解消されるのです。
尿管が詰まるとかおしっこ出せないってことでしょ?
恐ろしいな・・・
しかし、ネコのAIMはIgMと強力にくっついていることが判明しました。
そのため、腎障害が起こっても尿に移行することがありません。
死んだ細胞は放置され、腎障害はどんどん進んでしまうのです。
人間の腎障害とメカニズムが違う?
そこで宮崎教授は、ベンチャー企業(株)レミア(L’Aimia)を設立。
現在AIMを利用したネコの治療薬を開発しており、2022年までには商品化を予定しています。
この薬によって、猫の寿命が15歳から30歳にまで延びる可能性があるとのことです。
愛猫と少しでも長く一緒に居たいと思う人は購入を検討してみては?
まとめ
腎臓病問題が解決したネコたちは寿命を二倍に伸ばすことに成功した。
が、寿命が延びたことにより老猫介護問題が
長年、家ネコとして過ごしてきたネコたちは足腰の筋肉が弱っており、
一日中寝ていることが多くなった。
更に老化が加わり、糞尿を我慢できずに垂れ流してしまう状況に。
飼い主たちは、熱心に介護するが中には医療費が払えず、泣く泣く弱って行くネコを見守る飼い主や、
介護放棄で糞尿の匂い充満した部屋に佇むネコたちも多い。
・・・なんて、人間社会の介護の縮図みたいになったりしそうだよね。