僕の実家では、犬と猫を飼っています。
二匹とも10年以上生きており、所々に加齢を感じさせる仕草をします。
特に、猫の歩き方は、おばあちゃんといった感じ。
あと、5年もしないうちに死んでしまうんだなぁ・・・
なんて思うと少し寂しいけど、自然の摂理だからしょうがない。
死んだら悲しいけど、ちゃんと供養してさ、ペットとの思い出を胸に生きて行こう・・・!
というのが、人類史始まってから現在までの風潮。
その風潮が今、変わりつつあるのです・・・!
ペットが死ぬなら、クローンを作ればいいじゃない!
愛するペットと永遠に一緒にいたい―そんな願いを叶えるために、アメリカのある夫婦が愛猫のクローンを家族に迎えた。
決して安いとはいえない金額を投じて亡くなった猫のクローンを得た夫婦は、現在幸せを感じているという。
シナバンのクローンは今年の2月4日に代理母猫から生まれ、4月3日にブライアンさん一家のもとにやって来た。
夫妻は、身体の模様から性格までシナバンとそっくりなクローン猫に大喜びしたという。
ブライアンさんはそんなクローン猫について、次のように語った。
「迎え入れた猫は亡くなったシナバンとまったく同じ場所で寝るんですよ。
他の猫がそこに寝ることはありません。
私か、もしくは妻の枕で頭の横に寄り添って寝るのが好きなんです。
あとはキッチンの特定のスツールの上で寝るのが好きなところも一緒なんです。」
ちなみにクローンの子猫には「ブンブン」という名前をつける予定だったが、
あまりにも亡きシナバンとそっくりだったために名前も同じ「シナバン」になったという。
このたび夫妻は25,000ドル(約270万円)を「ViaGen Pets」に投じているが、
同社では最近になって価格改定し、
・犬のクローンは50,000ドル(約540万円)
・猫は35,000ドル(約378万円)
の費用がかかるそうだ。
むむむ・・・
クローンペットどう思う?
僕は古い人間なので、ペットのクローンを作って永遠に飼い続けるというのはどうも違和感が・・・
なんだろう?命に対する軽薄さを感じる。
子供が赤ん坊の時、子供の良き「守り手」となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き「遊び相手」となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き「理解者」となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に「命の尊さ」を教えるでしょう。
これの最後の部分ですよ。
>自らの死をもって子供に「命の尊さ」を教えるでしょう。
クローンはこの辺を曖昧にしそう。
まとめ
クローンペットは需要が高いようなので、今後も発展していきそう。
金銭的な自由と、
宗教(倫理)的な制約から解放された人間のみが恩恵を受けられる技術。
僕はまだ抵抗がある。
なので、今飼っているの犬猫を可愛がってやりたい。