『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ中(富野由悠季 著)』の感想レビュー。
あらすじ
人類が、増えすぎた人口のはけ口を宇宙に求めてから、一世紀。
反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンを率いるハサウェイ・ノアは、スペースシャトルのハイジャック事件を通して、少女ギギ・アンダルシアと出会う。
地球に降り、マフティーの本隊と合流したハサウェイは、最新鋭のモビルスーツ、クスイーガンダムをうけとったが、対マフティー部隊のケネス大佐が、執ように追る---。
オリジナル・ガンダム・ノベル第2巻登場!
感想
表紙のハサウェイ?は一巻の表紙と印象が違い過ぎる・・・
これがテロリズムに落ちるということなのか?
ギギも強気のニュータイプ女性って感じの顔つき。
流し目なのか、冷徹に見下しているのか・・・こ、怖ぇ
二巻の内容は、ギギとハサウェイの心情から始まって、
オエンベリでのキンバレー軍が反政府組織オエンベリ軍含む民間人の虐殺、マフティー正規軍との戦闘。
マフティー正規軍とオエンベリ軍、一時的に手を結ぶ。
ハサウェイ、ギギからの伝言で閣僚会議がコアンチョウではなくアデレートだと確信。作戦を考える。
ギギはパトロンの元へ帰っていくが、再度ケネス率いるキルケー部隊に合流。
メイスとギギの挑発合戦。
ギギの助言でマフティー戦艦のヴァリアント撃墜。
ギギの助言でキルケー部隊の出発を早める。
結果、被害を最小限に抑えることができ、ギギは部隊の守り神とあがめられる。
エアーズ・ロックでマフティーとキルケー軍の戦闘。
ギギがマフティーに捉えられる。
ギギとハサウェイ再開。
ブライト・ノア、地球へ降下予定。
ギギの直感がエスパーすぎて怖い。
彼女を味方に引き入れた陣営が勝利するのでは?なんて思ってしまう。
いや、ケネスの実力って部分もあるんだろうけど。
そんなこんなで互いに消耗していくキルケー軍とマフティー軍。
キルケー軍が連邦軍で補充が容易なのに対して、マフティー軍は資金がカツカツ、人員もカツカツ。
この辺りのさが下巻では顕著になっていきそうだ。
映画の尺としても丁度良さそうな展開だよね。
程よく合間合間に戦闘が挟まれて楽しく鑑賞できそう。
映画一話は予備知識なしで鑑賞。
二話は予備知識ありでの鑑賞。
自分がどういう感想を持つのかも楽しみ。
あと、作中で出てきたギギのパトロン、『カーディアス・バウンデンウッデン』は、
ユニコーンで出てきた『カーディアス・ビスト』と何か関係あるのかな?
ユニコーン側の遊び心なのかな?