東北旅行で訪れた秋田県、秋の宮温泉郷内の宿の一つ。
当日予約で夕飯無しだったけれど、歴史を感じさせるレトロな雰囲気と時代に取り残されたオンボロさに惚れ込んだので個別レビュー。
どうせ、自前のホームページなんかありゃしないんだ。
俺が宣伝してやるぜッ！！
※あった
もくじ
場所
秋田県湯沢市秋ノ宮湯ノ岱７１
料金
日帰り入浴：400円
日帰り休憩：1,100円
※入浴のみだと休憩スペースが無い
素泊まり：4,200円
※自炊施設有
一泊朝食付き：5,000円
一泊二食付き：7,300円
※連泊で二日目から6,800円
全て税込み。
予約の電話は、0183-56-2331
紹介
1702年（元禄15年）開業し、湯治宿としての歴史を持つ新五郎湯（新五郎の湯？）温泉。
何回改装したのかは不明だけど、the昭和なレトロな雰囲気が残る閑静な宿。
元は（今も？）農家向けの湯治場として営業していてその名残は随所に残る。
そのため、炊事場、洗濯機など逗留者向けの設備も充実。
どんな人が泊まる？
観光客より、農繁期後の湯治客。
長年愛用してくれている農家の方たちが亡くなっていって、年々常連が減っているのだとか。
他には、
・釣り客
新五郎湯では、釣り券も販売中！
・登山客
虎毛山
金倉山
高松岳
山伏岳
栗駒岳
などが該当。
秋田の山ってどんな感じなんだろう？
宿泊部屋
4.5畳の部屋二部屋をぶち抜いた大部屋。
なのでドアが二つある。
受付で貰ったカギは一つなのにドアが二つある。
二人でこの大きさは広くてグッド！
くつろぐスペースと布団スペースで棲み分けた。
二人で四畳半だときつかったかも。
ちなみに布団は自分で敷く。
シーツが物凄くパリッパリだぞ！
アメニティ
・浴衣一式（パリッパリだぞ！）
・ハンドタオル
・バスタオル
・歯磨き
風呂には、
・ボディソープ
・リンスインシャンプー
・ドライヤー
これだけあれば十分だね。
炊事場
中長期の逗留者向けとして自由に使ってよい炊事場もある。
水道、ガス台、冷蔵庫に電子レンジ。一通りそろっている。
もちろん、まな板、包丁などの調理器具から、
大皿小皿、コップまで無料で貸し出してくれる。
※ちゃんと洗って戻そう。
更には、洗濯機まで完備（写真右側）！
食事
朝食だけだけど。
これで800円。
ザ・旅館。って感じのメニュー。
日常の延長って感じのラインナップがグッド！
小食なので食べきれるか心配だったけど、
食べ始めると、ご飯お代わりしちゃった♪
夕食はいったいどんなメニュー？
wifi
流石に無いだろ・・・
あった。
一階廊下の一か所にポツンと貼ってあった。
デフォルトパスワードなのが寂びポイント高し！
宿周辺
宿の裏手には、役内川が流れている。
川遊びＯＫなので、夏場はバーベキューしながら遊んでみたいものだ。
ちなみに、軽く掘ると温泉が出てくる。
※スコップは無料貸し出し
悪い点
良い点ばかり挙げてきたけど、悪い点もいくつか。
これが許容できない人は宿泊しないほうが無難だね。
ボロい
所々カビていたり（特にお風呂）、
施設の老朽化が目立つ。
でも、そういう施設が好きなのです。
見晴らしが良い
一階の宿泊部屋の障子窓を開けたらこれ。
丸見えですやん！
壁が薄い
廊下を歩く音が普通に聞こえる。
壁も見るからに薄い。
今回、隣の部屋には宿泊客が居なかったけど、喋り声とか聞こえるんだろうな～
セキュリティ
部屋に貴重品金庫無し。
部屋のカギを閉める
→風呂に持って行く
→脱衣所に鍵付きのロッカー無し
現代社会を生きる身としては、ちょっと怖かった。
のぞき
打たせ湯のところに謎のドアが。
好奇心から空けてみようとするけど、
レンゾー「だめだ。開かねぇ・・・」
相棒「おい、上からのぞけるぞ！」
レンゾー「よっしゃ！・・・って、女湯側の打たせ湯じゃねーか！」
さいわい、女湯に人は居なかったけど、簡単に覗けます。
まとめ
寂れた宿好きにはたまらない一品。
ネットでも詳細な情報が出回っていなかったので紹介しました。
どうだい？泊まってみたくなったでしょ？
秋田旅行に行ったさいには是非ご一泊を！
最後にもう一度料金を紹介。
素泊まり：4,200円
※自炊施設有
一泊朝食付き：5,000円
一泊二食付き：7,300円
※連泊で二日目から6,800円
ＴＥＬ：0183-56-2331
※情報が変わるかもしれないから直接聞いてみてね。
寂れた宿情報募集中！
