旅行で山形県の上山城に観光した時に見かけた超高層マンション『スカイタワー41』。
帰宅してからも平野部にポツンと建つ超高層マンションの姿が頭から離れなかったので調べてみた。
※結構記事が出て来て驚いた
もくじ
場所
山形県上山市宮脇下川原658
歴史
平成11年(1999年)の6月に完成した山形県の高層マンション。
当初は周辺一帯を宅地開発してニュータウン計画があったけど、
バブルの崩壊とともに頓挫、スカイタワー41だけが残ったのだとか。
地上41階・総戸数389戸の分譲マンション。
最高部の高さが地上134mで山形県内で一番高い建物。
アクセス
東北中央道 かみのやまICまで約3km
山形新幹線 かみのやま温泉駅まで約3km
国道13号すぐそば
住むもよし、遠出するもよしって感じだね。
※仙台まで車で1時間半。
小学校 2km県内
中学校 2km県内
と子供連れでもいい感じだ。
間取り
15階、東向き、730万円、管理費6990円/月。
写真も住みやすそうで、なかなか良いんじゃないの。
どんな人が住んでいる?
メインで住んでいる人のインタビューが面白かったので紹介。
一戸建てではなく、あえてマンションを選んだ理由とは?
今回お話を伺ったのは、2002年に低層階の部屋を購入し、
そこでの生活がとても気に入っているというAさん。
なぜ一戸建てではなく、高層マンションを選んだのでしょうか。
「私は上山市内からの引越しだったのですが、いくらこの辺の土地が安いといっても、新築一戸建てとなれば2000万~3000万円は掛かります。
それに比べてこのマンションは、まだ残っていた部屋の販売価格が下がったタイミングということもあり、1000万円くらいから買えたんですよ。
この価格なら賃貸のアパートを借りるのとローンの返済額がそんなに変わらないですから」
Aさんが購入した住まいは低層階ながらも日当たりの良い3LDK。
この条件で新築が1000万円で買えるなら安いように思えるが、中古の一軒家という選択肢はなかったのだろうか。
「結婚の予定もないし、庭をいじりたいとかの希望もなかったので、一戸建ては考えていませんでした。
田舎はどうしても地域とのつながりが良くも悪くも強いですが、できればそれを避けたかったというのもあります。
草刈りや祭りの手伝いが苦手という私みたいな人には、これほど良い物件はないですね」
住む場所が『田舎』であっても、暮らし方は『田舎暮らし』にしたくないという考え方に、目からウロコが落ちた気分です。
田舎に住んでいるけど、田舎暮らしはしたくない。
という考え方、面白いよな。
働いている土地や、育った土地が田舎で離れられないけど、
田舎のような濃い近所付き合いをしたくない。
って人、結構多いかもね。
田舎の高層マンションビジネスの未来、ここに見えた!