僕は注射が苦手です。
普段、注射をするタイミングってもう健康診断の時くらいしかないんだけどね。
なので、採血くらいは我慢しよう!って思うんだけど、どうしても心拍数上がっちゃうよね。
血圧の測定が採血後から採血前に変わったのって、採血によって軽い興奮状態になっちゃうかららしいよ?
まぁ、僕クラスになると、(この後採血やるんだよなぁ・・・)の想像力だけで、血圧爆上がりで、
毎回、血圧はB判定受けちゃうんですけどね。
これは決して僕の血圧が常に高いわけじゃないんだ。
採血や、血圧計の程よい締め付けに興奮してしまうだけなんだ・・・
さて、そんな注射ですが、針を刺さないで皮膚から薬剤を浸透させる技が開発されたようなのです。
針なし注射のメカニズム
中国4000年の技術を参考に・・・
研究チームは最初、伝統的な中国医学の「推拿(トゥイナ)」に注目しました。
トゥイナはマッサージのような療法で、皮膚や筋肉組織を擦すったり圧力をかけたりした後、軟こうを塗ります。
この「圧力をかけた後に薬剤を塗布する」メリットを科学的に検討し調査した結果、磁石を用いた一時的な圧力が、皮膚の表面下に非常に小さな孔を形成すると判明。
研究チームは、この孔を通して薬剤が浸透していくと考えました。
医学的には、圧力浸透法というらしい。
・皮膚に圧力を加えると、皮膚の表面下には微小な孔が形成される
→微小孔を通して薬剤が通常時の6倍浸透する
「推拿(トゥイナ)」を参考にクリップみたいな装置を発明。
クリップでつまむだけで微小孔ができる!
たったそれだけで、身体の防衛網が6倍も突破しやすくなるって皮膚の構造大丈夫なのかよ?
皮膚ってのはさ、体外からの刺激から身体を保護してくれる重要な器官なんじゃなかったのかよ・・・
こんなガバガバ防衛力で大丈夫なのかよ!?
インスリンの効果大
この圧力浸透法の効果を調べるために、マウスを使ったテストが行われました。
その結果、圧力浸透法を利用したマウスは、皮膚に塗布しただけのマウスよりも6倍の量の薬剤が体内へ浸透したのです。
うんうん。
この浸透法は注射による痛みや傷がないので、1型糖尿病患者のインスリン投与に適用できると考えられています。
そこで、圧力浸透法によるインスリン試験も行なわれました。
実験ではマウスの皮膚を介してどれだけのインスリンが通過するか計測。
その結果、インスリンは従来の経皮投与で報告されている最大量の約40倍も通過しました。
圧力浸透法による塗布は、マイクロニードルによって注入する薬剤量と変わらないことも判明しました。
は?なんでインスリンだけ40倍!?
完全に糖尿病患者向けの技術やんけ・・・
でも、僕のお祖母ちゃんが糖尿病だったけど、注射は面倒そうだったなー
針が小さくなって注射自体は手間じゃないんだけど、使用済針の処理がね・・・
病院に持って行って捨てなきゃいけないんだよね。
まとめ
皮膚から薬剤を浸透させる技術、素晴らしいですね!
今まで専門技術が必要だったあんなことやこんなことも・・・ムフフ
エッチなことに使うのはヨクナイですぞ!!
これで健康診断の問題点も一つ解消だよね。
・・・え?採血はいままで通り注射をするって?
・・・そんなぁ