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【大名倒産 下】これ人間が解決?神様が解決?【浅田次郎】

小説『大名倒産 下』表紙

小説『大名倒産 下(浅田次郎 著)』の感想レビュー。
親父が描いた計画倒産を阻止して国を復興させよ!

あらすじ

江戸時代末期、太平の世の中260年の間に溜まった借金約25万両。
収入が年間1万両に対して、利息は年間3万両なとある大名家が舞台。

計画倒産後の家来を救うために金銀を秘密裏に蓄えつつ、自家を倒産させ借金を帳消しにするために暗躍する先代。

倒産時の生贄になるために選ばれたのは四男の小四郎。
長男、死亡
次男、ポンコツ
三男、病弱

のため、繰り上げで大名になった小四郎は、本来、跡取りになる存在ではなかった。
そのため、武士に不要な金勘定を学んでいたため、自家の借金のヤバさを理解できてしまった。
そして、大名倒産の危機を目の前にし、借金を返済方法を考え、信頼できる仲間たちと行動に移していく・・・

絶望的な借金、父の暗躍、そして神様たちを巻き込み始めた自家復興の物語。

感想

借金の存在を知ってから、
金勘定が得意な浪人を部下にして、
特産品を江戸で有名にして、
金貸し商人たちと折衝して、
・・・と、決定打がないもののやれることから手を出して借金をどうにかしようと動き出すのが読んでいて楽しかった。

上巻の途中から神様が登場してきて、ん?ってなる。
下巻になると神様の活躍も活発になり、七福神が勢ぞろい。
神様が裏で活躍したお陰で、
交渉は上手く行き、
死ぬ運命は変わり、
金山が見つかって、
借金の返済の目途がつきました。
って、なんじゃそら!?

借金はなんとかなりそうな目途が立って、ハッピーエンドなんだろうけど、
僕はもっと人間がウンウン悩んで人間の力で改善していく展開が良かったんだよぉ!
これじゃ、神様の指先一つで解決みたいじゃん・・・

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