ノンフィクション

【フェルマーの最終定理】三世紀に渡る戦いに終止符を【サイモン・シン】

『フェルマーの最終定理』文庫表紙

『フェルマーの最終定理(サイモン・シン 著、青木薫 訳)』感想レビュー。

あらすじ

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。
「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」
以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが---。
天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション!

感想

フェルマーの死後330年が経過かした、1995年。
ついに数学者アンドリュー・ワイルズによってフェルマーの最終定理は完全に証明された。
数学界隈に衝撃をもたらした『フェルマーの最終定理の完全証明』を追ったノンフィクション小説

内容としては、いきなりフェルマーの最終定理を紹介するのではなく、
フェルマーの最終定理が生まれるまでの数学の歴史を紹介、
フェルマーの最終定理に挑戦していった人々の紹介、
そして、アンドリュー・ワイルズが引用した証明を行った人々の紹介、
が続いていき、舞台は現代へ・・・

最終定理を証明する講義の場面は373ページ辺りから。
そして、証明の整合性チェックから浮かび上がった問題と解決策を探す苦悩。
最後は、まだまだ残る数学上の謎を紹介して終わる。

どうしても数学の話題に触れる内容上、難しい話は出てくるけど、
その辺は(へぇーこういうのがあるんだ。)って読み飛ばしてしまって問題なし。
それでも楽しめるような構成になっているのが良き。

数学の歴史の一端に触れることの出来る本。

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