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【むだ死にしない技術】正しい知識と予防医療【堀江貴文】

『むだ死にしない技術』表紙

予防医療書『むだ死にしない技術(堀江貴文 著)』の感想レビュー。

こんな本

知ることで、防げる死がある――。
さまざまな分野を合理化してきたホリエモンがいま最も力を入れて語る、
これからの日本の医療と、日本人の健康への提言とは?

「ピロリ菌を除去しないせいで、毎年胃がんで約5万人が死亡」
「日本人のがんの約4分の1は予防できる感染症が原因だった」
「大人の8割が歯周病なのに放置している」
「生命保険には入るのに、がん検診受けてない人多い」…etc.

日本人は病気の”治療”より”予防”に意識を向ければ、もっと長生きできる!
誰もが今すぐ知って実践してほしい、これからの健康と医療の考え方。

むだ死にとは・・・

予防できる手段があるにもかかわらず、何の手も打たずに病気にかかって命を落としてしまうこと。
あるいは、知識不足や怠慢から検診や治療をせずに健康を害し、生活の質(QOL)を損なうこと。
本著でいう「むだ死にしない技術」とは、現代社会を生きぬくための生存戦略。
それは、最新の「予防医療」にもとづいた知見である。

感想

最初から「僕は医者ではない」といいつつ、「むだ死にしないための知恵を授けるぜ!」とか言ってる。
なに言ってんだこいつ?状態だけど読んでみると説得力が凄いんだよなぁ・・・

本著は、
・予防医療の必要性
・ピロリ菌
・HPVウイルス(子宮頸がん)
・歯周病
・予防医療
・QOL(クオリティ・オブ・ライフ)
について語っている。

特に胃がん原因の99%はピロリ菌だというから驚き!
無知ってのは、自分で自分の首を絞めるんだな・・・
こんどピロリ菌検査にいこう。

子宮頸がんワクチンにも興味が出てきた。

病気なんてかかってから治せばいいじゃん!
なんて思っているあなた!・・・僕もそうでした。
かかる前に予防する。これが病気に対する最高の付き合い方ですよ!!

『健康でいること』って生きる上でかなり大事なんだよなぁ・・・
健康でかつ、生活の質(QOL=クオリティ・オブ・ライフ)の向上も意識する。
あ~想像しただけでたまりませんわ!!

読んで損はない一冊!
オススメ!!

作中のことば

僕は生命保険に入っていない。
がんになった日のために保険に投資する金があったら、
いま検診や人間ドックに行く方がいいと思うからだ。

僕も実は生命保険に入ってない。
理由は大病したことが無いし、病気にならない生活習慣を心掛けているから。

でも、検診は会社の健康診断だけだった。
もっと精密にやる必要あるかも?
人間ドック、受けてみようかな?

日本もいっそのこと、予防に作を講じたうえで病気になった人は救済するが、
さんざん不健康な生活を送って予防策をとらなかった人には、それなりのツケを払ってもらうシステムに一刻も早く舵を切るべきだとおもう。
アメリカでは、民間の保険会社が大腸がん抑制のために、内視鏡検査を推奨して、検査を受けた人の保険料を安くした。
受けなかった人には医療費を高くしたところ、あっという間に大腸がんの死亡率が激減。

こういうシステムは賛成!
保険があるから不摂生でいいや。
なんて考えは無くしたいよね!

とにかく、ストレスは、「むだ死にしない」ために最も避けるべきことだ。
やりたくもない仕事を無理してやっているなら、いますぐやめてしまえばいい。
家族が面倒だったら、家族をやめたっていい。

そうそう止めることはできなそうだけれど・・・
でも、仕事が楽しい!って状況だったら、一日のストレスのほとんどが解消される訳で・・・
ストレスをためない生活。意識してみよう。

この場合(歯周病の症状が重い)、歯茎を歯からいったん引きはがし、幹部を徹底的にきれいにしてから歯茎を元に戻すケースもあるという。

おっそろしい治療法・・・
でもほかの病気も同じだよな。
重篤化すると腹を掻っ捌いて手術したりするわけだし。
悪化すればするほど、身体への負担が大きくなる。
予防医療、頑張ろう。

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