前回のパックラフトで荒川の洗礼を受けたレンゾー。
正直、しんどかったのでもうパックラフトはいいかな・・・なんて思ってしまうのであった。
でもね、こういった恐怖心を克服するためには、
恐怖の対象に立ち向かわない限り克服はできないものなんですよ。経験上。
だったらさぁ、やってやろうじゃねぇか・・・パックラフトをよぉ!
しかも、さらに上流だ!前回の三倍の距離をやってやろうじゃん!!
もくじ
開始位置:影森駅
から約2kmの『秩父巴川オートキャンプ場』
今回は、僕が川下りしていある間、釣りをしているという相棒がいたので駅からすこし距離がある場所をチョイスしました。
前回の川下りで気づいたんです。
舗装路から河原に出る道って結構少ないなって。
その点キャンプ場は、キャンプ地から河原に降りられるように整備していることが多く、
現地調査しなくても川側にあるキャンプ場という地図上の情報だけで河原へのアクセスが良いという信頼感を持てます。
なのでこういう拠点チョイスだったんですね。
今回の『秩父巴川オートキャンプ場』も河原へのアクセスは抜群!
自前で整備したのか、河原へ車で乗り入れることができるし、
川の中も砂利で遠浅な作りになっていました。
日陰が無いのが難点だけど、子供を安心して川遊びさせられる場所ですね。
キャンプしに来るのもなかなかグーですよこれは。
秩父巴川オートキャンプ場のホームページはこちら
遠浅で広い子供を遊ばせるにはよい場所
終了位置:樋口駅
前回と同じで樋口駅をチョイス。
ここは駅近くから舗装された道で川近くまで降りることができる場所。
下船するには川の流れが速く、ゴツゴツ岩場だけど僕の技術でも接岸できています。
駅駐車場は、一日利用で580円。
利用を駅員さんに伝えると発券してくれる。
今回の航路
前回、車距離で約7kmの道のりが、80分(1時間20分)。
今回は、車距離で約21kmの道のり。
単純に車距離が三倍なので航行時間も80分×3倍=240分(4時間)の計算だぁ!
※実時間は、ノンストップで下って4時間38分でした。
感想
秩父巴川オートキャンプ場のキャンプ客の注目を浴びつつパックラフトを組み上げ、いざ進水!
真夏の直射日光と、なだらかな川が続く。
え・・・?
川下りってこんな簡単だったっけ?
要所要所で岩がゴツゴツしていたり、すこし白瀬になっていたりとしたものの、道の航路は穏やかに進む。
道中、釣り客が居たり、川遊び場をしている人たち、
特に地元民だけが知っているような場所なんかがあって川から見る景色は面白い。
パックラフトでしか行けない場所で一晩キャンプしてみたいね。
この日の水量が多いのか少ないのかわからないけど、全体的に浅瀬が多い。
パックラフトでもゴリゴリおケツを削りながらの航行だから、カヌーやカヤックだと進めない場所が多いと思う。
ちょっとした瀬はあったけど、全体的になだらか~に進む。
岩のゴツゴツだけに気をつけてな。
荒川ってこんなに穏やかな川だったんだね・・・
というか、親鼻駅~樋口駅の区間が荒れているだけなんじゃ・・・
特に長瀞石畳前後。
ラフティングが楽しい=荒波。ってそういうことだよね・・・
川下り二回目で慣れてきたのもあって、荒波区間も楽しかったけど、
人の居ない区間を楽しんでしまった身となると、
ラフティングやライン下りの船に気を遣うのが億劫に感じてしまった。
こうなってくると、親鼻駅を駐車場にしてそれより上流を楽しむコースにしたほうがいいかもしれない・・・
少なくとも川下り初心者を連れて荒川に行くなら、親鼻駅より下は怖いかもしれませんぜ!
感想の感想
今回の川下りでパックラフトの恐怖心は無くなった。
というか、初回が激しすぎただけだったんだ。
基本、川の流れに身を任せて要所要所を漕ぐだけだったけど、見事に疲労困憊。
山と一緒で、終わった直後は「しばらくは川はいいかな・・・」なんて思ってしまう。
しばらくしたらまた行きたくなるんだろうなぁ・・・
次は、親鼻駅を終点にしてもっと上流に挑戦してみようと思います!