僕は埼玉県の僻地で生まれ、そこではほぼ全ての子どもが公立小中学校に進学していました。
高校になってようやく私立という選択肢が発生します。
僕の中での私立というのは、高校でしかも公立高校に落ちてしまった人が行く滑り止めというイメージが強かったです。
ですが、大人になり社会経験を積み、私立に付いて色々と調べてみるとまた違った目線を持てるようになりました。
さらに、公立、私立にそれぞれの小中学校に通っている友人や教員の友人から話を聞いていくうちに、
自分の中の公立私立像が明確になってきました。
そんな中、もし自分に子供への教育として、義務教育中に公立に入れるべきか?私立に入れるべきか?を論理だてて考えてみました。
・子ども
・親
・教員
の三つの観点から考えてみました。
これは違うんじゃないか?
など、意見があればコメント残していただけると助かります。
もくじ
私立の子ども、公立の子ども
私立にいく子供ってどんな子どもだろう?
と考えてみた時、私立はお受験がある。
そのお受験を突破できる頭脳があると前提すると・・・
個人的な考えだけど、頭の良さと生活態度って関係していると思う。
元から頭が良い可能性もあるけど、
勉強習慣がある家庭で育っているから生活態度も良いのではないかと。
そんなお勉強ができる良い子ちゃん。
公立小学校の上位二割の良い子ちゃん。
自分が小学生だった頃、学年の上位二割が抜けたクラスを想像してみてください。
・・・なんかとんでもないことになっていませんか?
僕はなっています。
私立文化が無い学区での小学校生活だったから玉石混交だったけれども、
私立文化が芽吹いている学区での公立校って玉の数が極端に少なくなってしまっているんじゃ・・・
私立の親、公立の親
ちょっと話が変わりますが、居酒屋客の話。
客単価が3000円の居酒屋と、9000円の居酒屋。
どちらの方が客の民度が高いのかと言われたら、客単価が高い方が良い傾向にありますよね。
デパ地下とドン・キホーテだったらデパ地下の方が民度良さそうだし。
民度とお金の関係って比例していると思うんです。
それは、お金がかかる私立とお金がかからない公立にも当てはまると思うんですね。
私立は親を稼ぎという振るいにかけることができますが、公立は誰でもウェルカム。
稼ぐ能力の無い親の家庭環境で育ったお子様。
全員が全員問題があるわけじゃないけれど、相対的に微妙な子が増える傾向にあるような気がします。
私立の先生、公立の先生
良い先生は、私立も公立も同じぐらいいると思います。
簡単にクビに出来ない分、悪い先生は公立の方が多いかも。
※この場合の悪いとは、授業を教えるのが下手とか、指導が下手とかの意味合いです。
ただ、公立の場合、どんなに良い転勤で学校から居なくなってしまいます。
担任が変わってしまうのはしょうがないですけど、学校から居なくなってしまうのは、学校という組織にかなりの影響を及ぼします。
やっぱ、組織ってのは人が作るものだもんね。
その点、私立は良い教員をずっと囲っておける点で優れているのかなと思います。
まとめ
以上、僕が思う私立公立の違いでした。
僕は、公立の小中高を出ているので、私立の良し悪しってイマイチ見えないんですが、今は子供を私立に入れたいなーなんて思っております。
というのも、公立小学校のとんでもない児童の話を聞くとね・・・
公立の学校って、下に落ちる子のセーフティネットは充実してるけど、上に引き上げてくれる蜘蛛の糸は垂れてないイメージなんですよね。
駄目な子に時間を取られて優秀な芽が育たないっていうか・・・
その点私立は、あまりにも素行不良の生徒がいたら退学にさせられるのが強いですよね。
僕も交遊関係を一歩間違えれば、不良の子とつるんで悪さをしていた可能性だって・・・
自分の子にそんなギャンブルはさせたくないよ。