選択肢を繰り返すことによって違ったストーリー、違ったエンディング・・・
まさにゲームのような映画!
・・・ゲームでよくね?
いやいやいや、違うんだ。紹介させてくれよ!
もくじ
VRマルチエンディング映画プロジェクト始動!
WOWOWとstoicsense(ストイックセンス)はこのほど、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のアイトラッキング機能を利用し、
視聴者の見ている方向によってストーリーが決まる分岐型マルチエンディングVR映画「HERA」の制作プロジェクトを公開した。
企業などの出資を募り、2021年のリリースを目指す。
どんな内容なの?
フルCGで描くマルチエンディングのSF映画。
物語の舞台は未来都市「TOKYO」。
宇宙エレベーターが建造され、衛星軌道上のスペースコロニーへの移住も始まる時代、
AI技術は人間の能力を超えるほど成熟し、仮想的なヒト型生活アシスタントプログラム「AIパートナー」が人々のコミュニケーションインフラとなっていた。
AIが人間よりも身近になったとき、人々の感情はどう動くのか。AIと共生する未来の生活と新しい生き方の選択を描く。
主要な分岐は2つあり、エンディングは3つ。ユーザーがどこを見ているかという無意識のインタラクションでストーリーが選択される。
他にもキャラクターが選ぶ衣装や小物、せりふなどが変わる小さな分岐を多数入れ込み、
「映画の世界観の中に“入る”ことのできる、今までにない映像体験を生み出せる」としている。
分岐は二つか~
視線で妻と子、どちらを助けるか?とかそんな感じかね?
上記を見る限り、ゲームみたいに明確な選択肢指示はなさそうだ。
どこで分岐したのか?わからないってのが面白いね。
HERAの三つの特徴
VR×ストーリーテリング
映画を視聴から体験に変える新たな挑戦。
今までのスクリーンに投影された視聴型のストーリーテリングから、VRという全く新しいデバイスを使うことによって、物語の世界に没入し、その主人公となって物語を体験できる、没入型のストーリーテリングへの変革に挑戦します。
VRの没入感って凄いのよ。
VRでいいなら映画館で見なくて良くね?とも思ってしまう。
VRって、視覚、聴覚が外界とシャットアウトされちゃうから、映画館みたいな公の場って怖いわ・・・
VRは個室で鍵かけて楽しみたい。
VR×ストーリーテリング
2アイトラッキング(視点認証)の採用
今回採用したアイトラッキングは、ユーザーがどこを見ているか(ユーザーの視点)によって、ストーリーに影響を与えることを可能にします。
ゲームのようにコントローラーの操作によってストーリーを選択させるのではなく、各ユーザーの目の動きをトラッキングすることで、感覚的なインタラクションを実現しました。
今後、視線系の娯楽が増えてきそうな予感・・・
分岐型ストーリー
本作品の最大のポイントは、ストーリーが分岐し、複数のエンディングを楽しむことができることです。
アイトラッキングによって、ユーザーは”無意識”のうちにストーリーを選び、話が進んでいきます。今までの映画と同じように作品を鑑賞しているだけで、気が付かないうちにストーリーが分岐し、それぞれのユーザーが選び取ったエンディングを迎えることになります。
今回はVRで個別エンディングだけど、
映画館のスクリーンで見た場合、観客の視線多数決でエンディングが変わるってのも面白そうだよね。
まとめ:面白そう!
マルチエンディング式映画!
ありそうでなかったジャンル。
公開したら見に行くぜ!
・・・でもさ、映画館じゃなくてもよくね?って思ってしまうんだ。
個室ビデオ屋に置いてくれないかなぁ?
それとも、ハイスペックVRじゃないと駄目なのかな?