映画

【アナと雪の女王】【クリス・バック】真実の愛を探してレリゴーレリゴー

映画館に見に行った時の話。
一気に変換すると『穴戸雪之丞王』。

「面白かった!」
「サイコー!」
「また見に行きたい!!今度は字幕で!!」

俺の耳に届く『アナと雪の女王(映画)』の感想はこんなかんじ。
そして、声を揃えて、「絶対、見たほうがいいよ」と言ってくる。
そう言う割には、スッカスカの感想じゃねーか。これじゃ、見に行く気にならねーぞ。
なので、何が面白かったのか、どこが良かったのかを聞いてみると、

「松さんの歌声がいい!!」
「アナが可愛い!」
「雪だるまがかわいい」

ふーむ。
その程度なら番宣で確認済みなので、わざわざ映画館に足を運ぶほどでもないな。

その後、面白いレビューをする友人のせい(おかげ?)で、興味を持ち、
本日(ファーストディ)見てきちゃいました『アナと雪の女王(吹替)』!
というわけで、みんなも見てるだろうし、ネタバレ感想はっじまるよー。

あらすじ

雪や氷を作り出し、自在に操る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女・エルサは、その力を制御できなかった。
力が暴走し、周囲を傷つけないためにも城から一歩も出ない生活を送っている。
なぜか、妹のアナも一緒に。←ここがいまだに疑問。

成人したエルサは死んだ両親の代わりに女王として即位することになった。
戴冠式を行うため、13年間閉ざし続けた城の門を開き、一日だけ各国の来客を迎え入れる。

サザンアイルズ王国の王子「俺たちなんか、フィーリングが合うよね?」
アナ「ステキ!」

アナ「お姉ちゃん!私たち結婚します!」
エルサ「出会って一日で結婚とか舐ァめとんのかーッ!」
魔力暴走、国とその周辺が真冬に。

エルサ「やべっ!」
誰も傷つけないように雪山に逃亡。
とぼとぼと雪山を歩くエルサ。
そこで、テレビでも良く流れた「let it go」が流れる。
Let It Goで踊ってるのはアナじゃなくてエルサだったんだよなー驚きだよなー

降り始めた雪は 足跡消して・・・
真っ白な世界に一人の私・・・

ありのーままのー姿見せるのよー♪
ありのーままのー自分になるのー♪
何もー恐くないー♪

!? 感情の転機がどこであったのがよく分からなかった。
歌の途中で性格反転。ポジティヴウーマンに転身!!
雪だるまの夏へのあこがれはいらないから、エルサの心理描写を掘り下げて欲しかった。

アナ、お姉ちゃんを呼び戻しに向かうが、強引に迫ったためエルサの魔法が暴発してしまう。
アナの心が凍り始め、いずれは体も氷付けになってしまう!

氷売りのクリストフ「おれの家族なら何か知っているかもしれない・・・」
クリストフの家族の下へ。

ドワーフ(クリストフの育ての親たち)「クリストフが嫁連れてきたぞーッ!」
アナ「ごめんなさい。婚約している人がいるの」
ドワーフ「そんなのいいじゃん!」
ドワーフ「愛さえあればいいじゃん!」
↑婚約者がいる女性に浮気を勧める畜生どもの図。

ドワーフ「呪いは真実の愛でしか融けないじゃん!」
アナ「真実の愛!王子とのキッスしかない!!」

王子「俺、お前のこと愛してないから呪いは解けないんじゃないかな?」
王子「あと、お前に近づいたのは、国王になりたかったからなんだ」
ウソでもアナが真実の愛だと思っていれば呪い?は解けたんじゃないですかね・・・

呆然とするアナ、真実の愛って一体・・・

お姉ちゃんとの姉妹愛でしたー!!

感想

こうして、エルサは自分の魔力を制御できるようになり、季節は夏に戻った。
エルサは無事、国王になり、アナと一緒に国を統治していくだろう。

クリストフは、アナから新しいソリを提供される。
アナ「最新型よ!これで、本業(氷売り)も問題ないでしょ!」

でも、エルサは膨大な魔力で無尽蔵に氷を作り出せるわけだし・・・
クリストフ、近いうちに廃業だな。ナムー
無職と王女。実らぬ恋だろうね。

エンドソングは、May Jの歌う「Let It Go」
本編の曲とは違い、アップテンポになってて、これはこれでイーじゃないの。

しっかし、背景の映像美は凄かった。
最初の、氷を切り出すところは目を奪われたね!
パウダースノーの質感も凄いよなぁ!!
ただ、ストーリーがなぁ

尺稼ぎの最初のねずみとか、ゆきだるまの夏妄想、最後の大雪だるまと王冠はいらなくね?
その分、本編の尺延ばしてさ、戴冠式を戴冠式期間にして、長く場内開放する設定にしたらどうだろう?
仮に一週間あるとしたら、アナが王子に惹かれていく過程も自然だし、
エルサがストレスで徐々に魔力を制御できなくなっていく演出にもなると思う。

一日(正味半日)で、結婚します!じゃ、頭沸いてるし、
魔力暴走!じゃ、メンタル弱すぎ。

この一週間は、ミュージカル調にすれば、ブツ切りの画面進行でも問題なし。
時間の圧縮とミュージカルは相性良いしさ。

ファーストデーということもあって、お客さんいっぱいだった。
左隣は、お母さんと膝にのった子供。
右隣は、カップルので来てた。
男一人で見る映画じゃないのかもしれない・・・

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