映画

【エリジウム】貧困格差が増大した近未来。目指せ全人類富裕層化!【ニール・ブロンカンプ】

映画『エリジウム』表紙

映画『エリジウムニール・ブロンカンプ監督』の感想レビュー。
映画館で見たときの話。

あらすじ

2154年、人類は超富裕層と貧困層の二極化になっていた。
超富裕層は、衛星軌道上に建造されたスペースコロニー『エリジウム』に住んでいた。

エリジウムでは、
一家に一台あるベホマベッドで、傷病知らず、老い知らず。
水と緑にあふれたまさに理想郷という暮らしぶり。

一方、地球に住む貧困層の人々はスラム化した劣悪環境の中、
ロボットに監視されながら過酷な労働に従事していた。

主人公マックスは地球出身。
仕事中のミスで大量の放射線を浴びてしまう。

宣告された余命は5日。
地球じゃ治療不可能だけれど、エリジウムのベホマベッドならなんとかしてくれるはず・・・!!

闇商人のスパイダーと取り引きし、エリジウムへの片道切符と引き換えに手に入れたマックス。
戦闘能力向上のため、神経と肉体能力を飛躍的に高める装備を直結させる手術を受け、
マックスはベホマベッドで治療を受けるためエリジウムを目指すのだった。

感想

現代の格差社会をさらに拡大した世界。
富裕層はユートピア(理想郷)に暮らし、
貧困層はディストピア(管理社会)で暮らす。

金が無いものに治療を受ける価値無し!
と、国民健康保険の無いアメリカの医療制度の闇を風刺した作品?
なんだけど、風刺しただけで解決案無し。

人口爆発が貧困層の生活環境悪化の原因の一つなのに、
この終わり方じゃ、破滅しかないだろ・・・
自分たちの利権を維持したい富裕層VS現状を変えたい貧困層
の戦争が始まるぞ!!

マックスが装備した”ジャンクパーツの寄せ集め装備”なんか大好き。
ジャンクVS最新兵器なんて胸熱展開!!

ただ、エリジウム装備の凄さがイマイチ伝わらなかった。
バリアー以外は、既存兵器と同等な印象。威力が凄いんかな?

戦闘中のカメラワークで酔った。

エリジウムの警備がザルなことにツッコミを覚えつつ、SFさを楽しむ作品。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です