小説

【学園ミステリー】十代のためのベスト・ショート・ミステリー

『学園ミステリー』表紙

『学園ミステリー』の感想レビュー。

本の紹介

学園をテーマにした、ドキドキ、切ないミステリー・アンソロジー。
学校には友情もあれば対立もあり、愛も生じれば憎しみも湧き、そして事件が起こる---。

大人気作家の作品から、ミステリー小説のエッセンスを楽しめるショートストーリーを厳選しました。

水晶の夜、翡翠の朝(恩田陸)

隔離された中学校に転校してきたヨハン。
転校先で動揺『笑いカワセミ』に真似たイタズラが発生。
死人も出かけないイタズラということで学校側も調査するけれど一向に犯人は捕まらない。
そして、怪我させるだけで事件は収束。

誰も死なないミステリー。10代向けってことだね。
なんて思っていたら最後の最後で・・・

どんでん返しもある内容だった。

鏡には映らない(米澤穂信)

中学の卒業制作で大鏡のフレームを作る話。
デザインと違う彫刻をした同級生。
怠け者だけれど、テキトーなことはしないはず。
知り合いに聞き込みをするにつれ、見えてきた真実は・・・

あれ、これ読んだことあるぞ?
最後にある編集者の話によると、各々の作品は、それぞれ原作の短編から引用して掲載しているとのこと。
短編単品で読んでも伝わる面白さは確かにあるよな~

テキトーに彫った理由が良いんだ。

メロンソーダ・ファクトリー(青崎有吾)

ファミレスでだべるのが日課になっている女子高生三人組。
いつものようにファミレスに行き、本日の議題は、文化祭のポスターをどちらにするのか?
A案一人、B案一人、保留一人。
みんな、私の案に投票してくれると思っていたのに・・・
投票理由を教えてくれない友人。
なぜなのか?話し合いが始まる---

何気ない会話に散りばめられたヒントと、日常にありえるオチ。
面白い落としどころです。

感想の感想

元ネタがあったのかぁ~
読書の入り口でこの本を読み、興味を持った関連作品を手に取る。
良くできたシステムだぜっ・・・

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