僕の実家では二匹の猫を飼っていいます。
実家には、人間用のドアの端っこに穴を空けて無理くり取り付けた猫ドアがあり、
猫どもはそこから自由に外界と出入りするのです。
そして、季節は夏。
寒い冬を越え、春に目覚めた昆虫、爬虫類たちが活発になる季節!
それらを狙うため、意気揚々と猫ドアから出ていった猫どもは毎日のように狩りの成果を家の中まで持ってくるのでした---。
もくじ
狩猟成果
狩猟数が多いランキングベスト5!
体感ランキングです。
大物ほど処理に困るんですよね・・・
第5位:セミ
オスのセミを捕まえてくると鳴き声で分かる。
生殺しで捕まえてくるので家の中でセミが逃げるとあら大変。
飛び回るセミ、追いかける猫、セミを逃がしたい人間と地獄絵図。
※基本、獲物は外へ逃がす。
ちなみに、晩夏に捕まえてくることが多いのですが、
もしかしてキミたち、力尽きて地面に落ちたセミとか捕まえてきてない?
第4位:スズメ
どうやって捕まえているのか一度見てみたい獲物No1。
そして、捕まると生存率が一番悪いのもスズメ。
捕まえてくるスズメの大半はくちばし周りが黄色い。
もしかしてキミたち、満足に飛べない子スズメを捕まえてきてない?
第3位:ヘビ
こんなん何処にいるの!?
候補は近くの貸し出し畑?
というか、捕まえた獲物を逃がすのがその貸し出し畑なんですけどね。
持ち帰ってくるのは小物のヘビ。アオダイショウ?だと思われるものがほとんど。
飛べない獲物は狩猟成功率も高いのか、温かい時期のお持ち帰り頻度が高い。
人間に回収され、畑に戻ってゆく。
第2位:トカゲ
先に見つけるのは尻尾の切れ端。
そこから探し始めると、階段のすみや、下駄箱のすみに身を潜めていることが多い。
回収するときには猫も目標を見失って(飽きて?)いるし、トカゲもおとなしいので回収が楽。
動かないという生存戦略は割と成功していて、生存率が高い。
けど、尻尾が切れていることがほとんど。
自分より何倍も大きい化け物を目の前に動かないという勇気は凄すぎる。
でも、捕まる率は高いんだよね君たち。
第1位:バッタ
家の中であえて逃がしてピョンピョンさせて遊ぶ猫様。
階下でドタドタ暴れる音がしたらまずこれ。
本体が無く、羽だけがおちていることもしばしば。
食べてるのかな?
狩猟数増加
今年、猫どもの獲物持ち帰り率が上がっています。
猫たちの狩猟技術が上昇したのか!?
なんて一瞬思いましたが、そこまで劇的に変わるなんてよっぽど良い師がついていないとありえない。
ということは、別な原因があるはず・・・
原因その1:古い家の解体
最近、周辺で一番古そうな建物が解体されていました。
そこから小動物たちが避難して来た可能性ある?
原因その2:宅地造成
これが一番大きい。
家の周りの二ヶ所が宅地にされていました。
・個人所有の畑
・小さな池のある土地
草が生い茂り、何本か木が生えており、良い感じの自然だった場所が全滅。
そりゃ、小動物たちも非難してきますわ。
まとめ
てことは、ですよ?今年の狩猟数は過去最高が約束されたモンじゃないっすか~ッ!!
いや、池周りの木を切り倒していたから、セミの数は減るのか?
それでも、逃げてきた小動物や昆虫達で狩場(レンタル畑)の密度は上がっていることでしょう・・・
猫たちよ、食べるんならテイクアウトしないで、外で食てきてくれ~ッ!