小説

【伊坂幸太郎】【陽気なギャングが地球を回す】ロマンを持ってスマートに銀行強盗を!

おっす。感想書くためにより考えながら読むようになったレンゾーです。

今回は、陽気なギャングが地球を回す(伊坂幸太郎 著)の感想レビュー

あらすじ

『人を傷つけない』をポリシーにする陽気なギャング団こと、
成瀬、響野、久遠、雪子の四人組。
今日も人を傷つけずに銀行強盗を行った帰り、
逃走中の現金輸送強盗団と鉢合わせし、現金4000万を持っていかれてしまう。
運が悪かった。と諦めようとする四人だが、
別の事件から計画的に金が奪われたことが分かり・・・

陽気なギャング団メンバーと特殊能力

成瀬

チームリーダー?
会話すると相手の嘘が見抜ける天性の嘘発券機。
冷静で用意周到な性格。

銀行強盗の際は、計画立案&嘘を見抜く能力から金庫のカードキーなどの入手を行う。

公務員。

響野

会話大好き止まらない演説マン。
適当な話をすることが多いらしい。

仲間が金を集めている間、人質に対して演説を行い抵抗を抑える役。

成瀬とは高校時代からの悪友。

喫茶店を経営。

久遠

動物大好きなスリの達人。

強盗時、発言権や行動力がありそうな人の免許などをスり、初動を遅らせる。

また、スリで得たものが物語の進行を促す。

雪子

完璧な体内時計の持ち主。秒単位で計測できる。
車の窃盗もお手の物。

強盗時は運転手として参加。
盗んできた車に偽装ナンバーを取り付け、
信号の変わり目を寸分の狂いの無い体内時計と連動させ、うまくすり抜けて逃走をスムーズに行う。

感想

軽快なリズムで進むストーリーは非常に読みやすい。
強盗 VS 警察ではなく、強盗 VS 強盗で物語が進行していくのが面白い。

陽気なギャング団の出会い、というかチーム結成は、銀行強盗の人質そていに巻き込まれた時に
成瀬の一言「俺ならもっと上手にやれる」という一言を聞いてから。

その時の犯人は、立てこもり、人質を一人殺して、挙句逮捕されるというものだった。
なので、スマートでロマンのある犯罪を心掛けている。
この部分で、犯罪に手を染める主人公サイドだけど妙に共感できてしまうんだよね。

商売敵の現金輸送強盗団は、独裁チームで寄せ集め。仲間内での殺しもなんのその。
の外道チーム。
そんな相手に殺し無しのスマートな仕返しはお見事。

メタ的な部分だけれど、作中、二回目の銀行強盗時、残りページが少なくてね。
現金輸送強盗団を罠にハメたはいいけど、すぐ終わっちゃうんだよな~ちぇっ

作中の序盤で手てくる謎アイテム、
フラッシュの焚けないカメラ、内側から空かない車、偽警察コスチューム3着
も中盤~終盤に仕返しで使ってたのでにんまり。

面白かった!オススメ!

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